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いつもの席 ページ1

私が務めている会社は全国的にも有名でこの国に住んでいる人で知らない人はいない。

そのくらいの規模になると食堂やコンビニ、カフェなどが入っていて社員がお昼に利用したりすることができる。


お昼休み

私は1人財布を片手に急いでいつものカフェに入る


奥の方の一番端。
私が密かに想いを寄せている先輩がサンドイッチを片手にスマートフォンをいじっているのが見える。

私は珈琲を飲みながら先輩をこっそり見る

同じ部にいる訳だが人気者でいつも忙しそうな彼に近づくことはあまりできない

そんな彼が1人になるこの時間。私はわざとカフェに入って彼が見える席に…あくまで自然に座るのだ


────────────────────

パチッ

私がスマートフォンを弄りながら珈琲を飲んでいると先輩と目が合ってしまった


すぐに目を逸らす…見てるのバレたかな。


先輩が席をたちこちらに向かって歩いてくる…

シャオロン「…Aさんいつもここにいるよね」

「は、はい」

いきなり話しかけてきたもんだからびっくりしてちゃんと返事できなかった。
好きな人だもん余計に

シャオロン「同じ部だしもっと頼ってな。あんま喋ったことないけど…」

「は、はい!」

シャオロン「…お、こんな所にまで書類持ってきてるんか…だいぶ溜まっとるん?」

そうだ…私仕事は早い方で…上からどんどん書類が回ってくる…限度ってものがある…

「はい…でも大丈夫です!定時にはあがれるかと」

シャオロン「Aさんいつも回されとるもんな…俺も手伝うから戻ろうか」

「え、でも先輩」

シャオロン「俺もう今日終わってん。やから手伝ったる…それで…終わったらまたここ来て話そうや」

「え、夜ですか?」

シャオロン「おん。もっと仲良うなりたいんやあかんか?」

「いえ、書類片付けます!」


────────────────────
いつもいるってバレてたんだ…


書類を半分以上持ってくれたシャオロン先輩を横目に自分の仕事を震える手でこなす


あと2枚目を通せば…



夜景が見えるカフェで先輩とお話出来るんだ────

過呼吸→



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みのる - シャオちゃああぁぁぁん(≧∀≦)可愛いすぎる僕も推しです!! (2019年6月29日 8時) (レス) id: e299809601 (このIDを非表示/違反報告)
かもめん - シャオちゃん可愛い(>∀<) 僕の最推しです(´ω`) (2018年11月25日 23時) (レス) id: 235638d7eb (このIDを非表示/違反報告)
甘酒 - シャオちゃんが可愛いんでファンやめます.......信者になります( (2018年11月16日 23時) (レス) id: 189b818174 (このIDを非表示/違反報告)
ちびちゃん - 耐えれん……!!シャオちゃん好きがとまららららんんんんん! (2018年6月10日 0時) (レス) id: f33b4d1a5e (このIDを非表示/違反報告)
@Akane.Per _1945 - 最推しがシャオちゃんなのでうれすぃ… (2018年4月24日 20時) (レス) id: 6ebafd75bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めがりゅうし子 | 作成日時:2017年7月19日 21時

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