SWEET SWEET３ (ページ43)

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唄「ぱーり！」

奏「ぱりやでぇ！」

あ「すごい綺麗なとこやなぁ、どこ行きたい～？」

唄「おなかすーた！」

あ「そっかそっか、じゃあどっか食べに行こな？」

パリについた頃にはもう辺りは暗くなり始めてて観光はまた明日、

まずはレストランかどっかに行くことになった。

渋「俺予約してあるから、行くで」

あ「場所分かるん～？」

渋「迎え来てもらうことにしてるから」

あ「え？」

俺がそう言ってすぐに道路脇に止まったでっかい車、紳士そうなやつが降りてくる。

うわ、こんな感じなんや。すげえな。

「シブタニ様。お迎えに参りました」

あ「え？え？どういうこと？」

渋「俺が頼んだ。ほら、行こうや。」

混乱してるAを車に乗せる。

日本語話せるのがおるって聞いてたからてっきり日本人やと思ってたら思っきり現地の人やんけ。

リムジンみたいなんに乗り込むと周りにおった観光客とかが物珍しそうに俺らを見る。

ほら、最高の新婚旅行の仕切り直しやで。

キラキラした街を走り、着いたのはでっかいホテル。

そっとAの手を取って、双子はホテルマンに連れて来てもらう。

エレベーターに乗って最上階のレストランへ。

ほら、A今にも泣きそうや。

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