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「 ちょっと、また横山さん困らせたらしいじゃん(笑)」
「 ほんといい加減にしないと嫌われちゃうよー 」
「 もう手遅れだって(笑)」
「 そっか(笑)」
あ「 … 」
「 なんか言ったら？またお得意のだんまり？」
あ「 や、、その、、」
「 はっきり話しなよー(笑)うざ(笑)」
今日だってあたしはあいも変わらず悪口を言われる。
だけど少しだけ変わったことがあった。
横「 なーにしてんすか？」
「 えっ、横山さん… 」
「 ど、どうしたんですか？あたしたち別に何も… 」
横「 あかんなぁ？後輩イジメは(笑)」
「 やだっ、そんなイジメなんて… 」
横「 それにー、、」
少し間を置いて横山先輩はあたしの身体を自分の方に引き寄せる。
腰の方をぐっと掴まれて逃げないようにって抱きしめられる。
ふわって先輩の香りがした。
横「 Aさ、俺の女やから。」
横「 せやから手ぇ出さんといてな？(笑)」
そんな先輩の言葉に驚いた顔をした女の子たちが焦ったようにみんな逃げていく。
横「 、、A 」
あ「 …侯隆さん 」
横「 はぁ、、ほんま危なっかしいんやから 」
あ「 すみません、、」
横「 今日、俺んち来るやろ？」
あ「 …いいんですか？」
横「 こーら、敬語禁止やって言うたやろ？もしかして、わざと？(笑)」
あ「 そんなわけっ、、、」
ずっと遠くにいたように見えた厳しい先輩は、あたしの隣に。
こうやって、甘く優しくあたしにキスを落とす。
(( end ))
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作者名：らる*.
| 作成日時：2017年3月21日 10時
