SWEET SWEET３ (ページ15)

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村「こんなことなるまで、無理させててごめんな？」

あ「信五さん、、？」

村「ほら、もっかい寝て。」

信五さんに再びベッドに寝かされた。
汗ばんだあたしの額を信五さんが撫でる。

その手が優しくて幸せで、今までのことなんてもうどうでもよくなった。

あ「信五さん、、(泣)」

村「あーもう、泣くなや、、(笑)」

あ「あたし、、」

村「別れる、とか、、言わへんよな？」

あ「へ、、？ゴホッ、、」

村「 …風邪のときも一緒におられへん彼氏なんて嫌やろ？俺この後も仕事行かなあかんし… 」

ごめんな？Aとゆっくりする時間も作れへんくて、って信五さんが謝る。

あたしに愛想つかしたんじゃないの？

村「いっつも…家帰っても構われへんくてごめんな？」

あ「んーん、、」

村「今日…できるだけ早く帰ってくるから」

あ「いいって、、無理、しないで？ゴホッ、、」

村「 …ほんま、ごめんな」

信五さんの仕事のことは仕方ないよ。
諦めてるよ。

だから、、ワガママ言わないから。
そんな顔しないでよ…

村「 A…辛いよな。ごめんな、こんな何も出来ひん男で、、」

あたしが再び眠りについてから家を出た信五さんがそんなことを言ってたなんて知らなかった。

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