百二十六話 ページ32
自分の首元に指を向けられる
布で隠していても相手にはお見通しの様だ
『…』
雑「学園長先生や他の先生達は知ってるっぽいけど」
『…知ってる。選ばれし者の宿命も末路も…』
声が段々と小さくなる
雑「苦しくなったら私がこうして君を助けよう」
『何故私にそこまでする』
雑「''困ってる人がいるなら助けるのが人情って奴だ''って君なら言うでしょ?」
『お前、聞いてたな?』
雑「まぁね」
『お前には何のメリットもないぞ』
雑「私は忍術学園を敵に回したくないし伊作くんにも恩返しがしたい」
『善法寺を知ってるのか』
雑「ある日戦で助けられてね」
『…』
雑「あの時は助かったよ…君の目に彼はどう映っているのかい?」
その問にAは少し考える素振りを見せるも早くに口を開いた
『…あいつは強い、大人の忍びにも劣らない。不運こそあるもののキレが良い。なによりも戦の中で普通に手当をしていくあいつは凄い。普通の人間なら戦で''普通''は出来ない。でもあいつは出来る。お前を助けたように』
強い意志______
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友ハイ - コメントありがとうございます!受験が終わったのでぼちぼち更新していきます! (2023年2月20日 1時) (レス) id: 5fb90fe86e (このIDを非表示/違反報告)
Ashlee(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年4月30日 22時) (レス) @page50 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
友ハイ - 葵さん» コメントありがとうございます!続編の行き方分かりましたでしょうか?下の作者名から続編へ移ることが出来ます!是非試して見てください! (2020年11月23日 2時) (レス) id: a3f80dd617 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 面白かったです!更新楽しみにしてます! (2020年10月30日 17時) (レス) id: 59d57009f0 (このIDを非表示/違反報告)
友ハイ - どうか名前検索で探していただけると有難いです! (2020年3月9日 9時) (レス) id: 66fb1f5bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:友ハイ | 作成日時:2019年12月29日 14時