【銀魂・沖田】隊長の裏側

分かんないなら教えてあげます(9) ページ10

「隊長、可愛いです。」



「…あのなァ。男は可愛いって言われても嬉しくねェんだよ。」



「隊長キスしていいですか？」



隊長と甘いキスをまたしたいです。



「なんで、このタイミングで言うんでィ…？」



隊長は頬を染めながら苦笑いをした。



「それは私が圧倒的に有利だからです。」



「そうかィ…」



ちゅ



「隊長、ごちそうさまでした」



「…俺ァまだなんも言ってねェけどねィ」



キスできるだけでも嬉しいんだけど…



今日も隊長の裏側をあばくためにちょっといじわるしてみよっかな…♡



「隊長、そんなツンツンしたとこも好きです」



私は隊長の耳元でそっと囁いた。



「………！」



狙い通り隊長の体がゾクゾクッっと動いた。



真っ赤な顔に潤んだ目で睨んでくる。



「隊長、いい顔してますよ。可愛い」



「やめてくだせィ。」



「やです。」



私はそう言うと隊長の手首を掴んだ。



「隊長、この後どうされるか予想してみてください。」




「…………」




隊長は黙ったまま顔を赤く染めていく。



「隊長、赤くなってます。ホントは気付いてるんでしょ？」



「知らな」



私は沖田隊長の声を遮るように言葉を発した。



「じゃあ教えてあげますよ」

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