メモ ページ4
Aside
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
カエルの長靴の事を思い出した後のまーくんの行動が早かった。
玄関に走って行ってしまったまーくんを追いかけて、
またリビングに連れてくると
『早く行くよ！にぃも準備しないと！』
と智のリュックも持って来てくれたりと１人でバタバタ。(笑)
A「まーくん！先にお話し聞いて？
まだ何を買いに行って欲しいかお話ししてないでしょう？(笑)」
私のその言葉に反応した智がさっきまで絵を描いていた画用紙を持って来てテーブルに置いた。
智「お買い物するのを書かないと！ママいつも持ってるでしょっ！」
よく見てらっしゃる。
特売品とか必要な物を広告で見てメモをして、無駄に買わないように気をつけているんだよね。
A「じゃあさ。お買い物をして来てくれる智が買うものを書いて？」
少し困った顔をするさとし。(笑)
最近やっと自分の名前をひらがなでかけるようになったもんね？
さとしの《さ》がどうしても鏡文字になっちゃってたからね。
智「さと、書けなぃ…｡」
A「ひらがなで書かなくても、さとの得意な絵で描いたら大丈夫じゃない？
真っ白な画用紙とクレヨンもあるんだから。」
・
A「カズとジュンにプレゼントする物はなーんだ？」
雅紀「はい！はーいっ！まー分かるよ！くつ！」
A「おっ！まーくんえらーい！」
雅紀の機嫌を損ねないように褒めまくる。(笑)
画用紙に�，判颪い討�つの絵を２つ描いている智。
A「さと、カズとジュンが今履いているくつのサイズが60なの。
もう１つ大きなサイズの70をプレゼントするの。」
あまり上手くサイズの事は伝わらなくて、下に数字を書いてあげて分からなかったら、お店の人に見せる約束をした。
２人は順調に話しを聞いてくれて、メモの絵を描いてくれる智の絵を見て確認している雅紀。
２人とも真剣で目をキラキラさせていた。
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作者名：莉乃 x他1人 | 作成日時：2017年9月7日 16時
