忘れてた！ ページ3
Aside
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翔を送り出してからバタバタと家事を済ませていると、当たり前のようにまーくんが後ろをペタペタと付いて来る。
キッチンとリビングは、キッチン側からロックするタイプの柵を取り付けてあるからキッチンに入ったら、柵に貼り付いて待っている状態。(笑)
朝ご飯が終わってから、双子はずっとテレビの前で子供番組を観てまだほとんど話せないけど、謎の会話を続けている。
智は、中庭に続く大きな窓のそばで一生懸命絵を描いて自分の世界に入っている。
家事が一段落した所で２人のお兄ちゃんに仕掛けますか！(笑)
A「あっ！！大変！(笑)」
ワザとらしいかな？(笑)
なるべく大変だと分かってもらう為に大きな声で…‥。
智「どうしたの？」
さっすが！長男！
A「さとくん、今日大切な日だよね？」
智「うん！カズとジュンの誕生日だよ！」
A「パパとママね？プレゼントする靴を準備するのを忘れてたの。」
智「！…‥お買い物行く？」
A「さとくんが行って来てくれるの？」
智「ぅん。いいよ？」
膝の上で当たり前のようにくつろいでるまーくんにも行って欲しいんだよなぁ。
A「さとくんだげだったら重たくて大変だと思うからまーくんにも一緒に行って欲しいんだけどなぁ？(笑)」
雅紀「…‥にぃは、ちかももちだから大丈夫。
まーくんは、ここで待ってる！」
ちかももちって……｡
力持ち、ね？(苦笑)
A「まーくんも一緒に行けたらカッコいいお兄ちゃんになれると思うよ？
それに、まーくんが欲しいって言ってたカエルの長靴でお出かけできるのに…‥。
カエルさん靴箱で泣いてるんじゃない？」
ハッと思い出したように顔を上げたまーくん。
悩んでる。悩んでる。(笑)
さぁ！どうする？(笑)
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作者名：莉乃 x他1人 | 作成日時：2017年9月7日 16時
