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幸せな時間 ページ37
Aside
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
食後まだまだ元気いっぱいの智とまーくんに『遊ぼー！』とせがまれて
遊び始めた大人たちを笑いながらソファーに座って見ていると
翔がミルクティーを渡してくれながら隣に腰かけた。
大人になってもコーヒーが飲めなくて‥…。
甘いミルクティーが大好きだった私に翔は、
試行錯誤をして私の口に合うミルクティーを作るって練習してくれてた｡
市販のミルクティーよりも私が自分で作るミルクティーよりも、
翔が作るミルクティーが一番美味しいよ！
優しい甘さで紅茶の香りが引き立っている翔作のミルクティーを久しぶりに口にした。
翔「Aが居ての櫻井家だからな…。」
A「…‥急にどうしたの？」
翔「この２ヶ月の間でAを失う恐怖で苦しかった…‥｡
前みたいにニコニコ笑って隣に居てくれる事が本当に嬉しい。」
翔がポツリポツリと話してくれる言葉に優しさと愛しさを感じた。
双子の寝顔を翔と２人で眺めていると、
『今日くらいゆっくりお風呂に入りな？』と一番風呂を進めてくれた。
並々と張られたお湯にゆっくり浸かって、
今まで歩んできた人生。
これから、歩む明るい未来と子ども達の成長を期待しながら、、、。
ゆっくりと夜は更けていく。
明日という陽を呼んで。
.
END
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作者名：莉乃 x他1人 | 作成日時：2017年8月23日 16時
