第七十二訓 ページ24
「アハハ…アレかも…好きかもそういや」
『うんうん。こう…刺激があっていいですよね』
私達は冷や汗を垂らしながら言う。
これもはや脅しだよね！沖田くんこわい！！
鞘に戻された刀を横目にそう考える。
「やっぱりいいですよね、辛いもの。食が進みますよね。私も病気で食欲がない時、何度も助けられたんです」
…このお姉さん、アレか。
好きな物は何にでも合うという理論の持ち主…土方さんタイプか。
「でももうお腹いっぱいになっちゃったかな、なんて…」
銀時がおずおずとそう言う。
すると。
「ゲフン、ゴホッゲホッ…ゲフッゲホ、ゴッホ」
お姉さんが急に咳き込みだした。
「旦那ァァ！！」
「水を用意しろォォ！！」
沖田くんが叫ぶと共に、銀時は水を頼みスプーンを手に持つ。
…た、食べるの！？あの、真っ赤に染まったパフェを！？
「ゲボォッ」
『…え』
すると、お姉さんは咳と共に血を吐いた。
『ええええ！？』
お、お姉さんんん！？
「姉上ェェ！！」
そして、お姉さんは倒れた。
『ワァァ大丈夫ですかァァ！？』
慌ててお姉さんに駆け寄る。
「んごををを」
『……え』
すると、銀時が口から煙を吹いた。
そんな銀時の右手には空になったパフェグラスが。
…ま、まさか食べたの！？アレを！？
「姉上！姉上！しっかりしてくだせェ！！」
しかし沖田くんは、そんな銀時を見もせずお姉さんに寄り添う。
「あ、大丈夫。さっき食べたタバスコ吹いちゃっただけだから」
…タバスコだったんかい！！！
・
・
何やかんやで、すっかり陽は落ち夜になってしまった。
「今日は楽しかったです。そーちゃん、色々ありがとう。また近いうちに会いましょう」
今は、お姉さん…ミツバさんを、自宅まで送った所だ。
「デケー屋敷」
銀時が呟く。
『ですねー。こんな家に住んでみたいな』
こんな大きい屋敷、いくらお金がいるんだろう。
「坂田さんと雪野さんも、今日は色々付き合ってくれてありがとうございました」
ミツバさんはそう言い丁寧にお辞儀をする
「あー気にすんな」
『そうですよ！私も楽しかったですし、ミツバさんと知り合えてよかったです』
私は両手を振りそう返した
パフェは奢ってもらったし、ミツバさんみたいな綺麗な人と会えたし…今日はいい日だ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ニコぱー(プロフ) - そのへんの伊藤さんさん» ありがとうございます！！大変お待たせしてしまいすみませんでした！！これからも更新続けていく予定なので、お待ちいただけると嬉しいです。これからも頑張りますね！応援よろしくです！ (2019年6月11日 20時) (
レス) id: 89c1843be5 (このIDを非表示/違反報告)
ニコぱー(プロフ) - Hi！さん» 大変お待たせしてしまいすみません！！これからも、ノロマながらも更新は続けていく予定なので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2019年6月11日 20時) (レス) id: 89c1843be5 (このIDを非表示/違反報告)
そのへんの伊藤さん - 続き気になります!更新頑張ってください！ (2019年5月30日 16時) (レス) id: 82ec169f6c (このIDを非表示/違反報告)
Hi！ - 待ってまーす (2019年5月11日 20時) (レス) id: f98b79cb93 (このIDを非表示/違反報告)
ニコぱー(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！(｀･ω･´)ゞこれからもよろしくお願いします！！ (2019年3月24日 15時) (レス) id: 2e80244575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコぱー | 作成日時：2018年9月15日 21時
