番長（主）！一生ついていきます！！

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このあと、小夜、山姥切と連続で相手したものの、番長の圧勝だった



『あー楽しかった』


やっぱ体動かすのはいい、スッキリする



同田貫「つ…強ぇ」


小夜「なにもできなかった…」


山姥切「あんた、本当に人間か」


『ただのヤンキーだよ』






『取り敢えずこれで、俺の事は認めてもらえるかな』


『認めない奴に指導されるのって、スッゲーイラつくもんな』



中学生時代の部活動顧問、いつかコロス




『はい、ではまず同田貫』


同田貫「おう」


『威力はあるが、スピードと狙う場所が悪い』


『それだと直ぐに隙ができて攻撃される』


同田貫「なるほどな…」


『まず、俺がやっていた筋トレで無駄な筋肉を落としつつ必要な部位だけを鍛える。いいな』


同田貫「わかった」




『次に小夜』


小夜「うん」


『スピードや気配の消しかたは中々だ、だが攻撃するときの重さ、威力が無い』


『それだと何回も攻撃をしなくちゃいけない、時期に自分の体力だけが減り、反撃を受けるだろう』


小夜「どうすればいいの？」


『パワーを付けつつ、伸ばすとこは伸ばせ、そうだな…パワーアングルを貸すから、着けながら俺が考えた特訓メニューをこなせ』


小夜「わかった」




『最後に山姥切』


山姥切「ああ」


『お前は判断力や学習能力に優れている』


『同田貫や小夜と戦っているときに俺のクセを見つけただろう』


山姥切「…そうだな、」


『山姥切が身に付けるのは、バランス的に全部だ』


『特に遅いわけでもなく、威力も弱いわけじゃない、平等にパワーもスピードもつけろ、筋トレの後走りこみをすると筋肉が付きやすくなるからその順序でやれ』


山姥切「了解だ」



『よっし大体やることがわかったな、三日後出陣をするからそれまで俺に言われた事をしろよ』




この男は凄い


たった一度の手合わせで全員の弱点、改善の仕方まで教えてくれた



やはりこの人はただ者ではない




同田貫「ハハッ…いいねぇ、いままでの主とは違う」


小夜「…本気で僕達を強くしようとしている」


山姥切「ああ、だから俺達は…」



この人の期待に応えられるように努力しよう


俺達は貴方について行こうと思えたのだから




『頑張れよ、頼りにしてんだからなお前ら』



その言葉でやる気が一気に上がった

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