48話 ページ50
目が覚めると夕方で隣にはエマ
「大丈夫？A」
「エマこそ...隣に行ってもいい？」
「うん」
私は起き上がりエマのベットへ入った
「あのね...A、下見のこと」
「教えて欲しかった」
私は真っ直ぐエマを見る
「A...」
「あのね。もし私があの時、ママがハウスから出てきた時に止められてたら、エマは怪我してなかったかも、、、私が、、、」
私はエマに本音をぶつけた。
下見、教えてくれたら、ママを止められてたかも
その事で頭がいっぱいで
レイがドアから入ってきたことすら分からなくて
「知ってるようで何も知らなくて」
「私って、、、お荷物かな？」
私の目から涙が1粒
本当は分かってる。知ったところで私には何も出来ない。無能なんだって
兄弟1人守れなくて。友達1人守れなくて。
悔しい。
「悔しい。何も出来なくて。悔しいよエマ」
「A！！」
エマが私を抱き締めた
「私、Aを守りたくて。でもそのせいで
Aは不安を抱えてたなんて気づかなかった
本当にごめん。」
「ごめん。エマ。エマ達の気持ち知らなかった
勝手に1人で皆のことせめてた。ちゃんと皆に聞けばよかった」
私は聞けなかった。弱いから。
聞いた話に押し潰されそうになるから
「これからは皆を守るの、私もやらせて」
「うん。ごめんねA」
私達はワンワン泣いた
レイが居たのに気付いたのはそれから結構時間が経ったあとだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
抹茶プリリン(プロフ) - 21センチさん» ありがとうございます！更新頑張ります！！！ (2019年2月25日 11時) (
レス) id: 979a7b2ed6 (このIDを非表示/違反報告)
21センチ(プロフ) - いつも楽しく読んでます！更新頑張ってください (2019年2月24日 15時) (レス) id: 9d958f7c5a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリリン(プロフ) - ドラゴンさん» そう言っていただけてとても嬉しいです！更新頑張ります！！ (2019年2月16日 11時) (レス) id: 979a7b2ed6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！続きを待ってます！ (2019年2月15日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：抹茶プリリン | 作成日時：2019年2月4日 22時
