トリップ少女の大脱走 (ページ36)

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34話ページ36

無事にカギを返したのでエウゲンを抱っこしながら
食堂へと到着

「降りる！！」

「はいはい！じゃあエウゲンありがとう」

「うん！」

エウゲンを降ろすと、ちょうどドンとギルダが
問い詰められている

「5人とも目立ちすぎ！！今は夕食の準備が先！
違う？」

「A！！」

「Aの言う通り。後にしよう」

ノーマンの一言で私達は夕食の準備をする事に

「A！お皿」「お皿！！」「皿！！」

「いい子だなぁ。そんな3人にはなでなでしてあげる」

「「「えへへ」」」

何も無かったかのように、いつも通りに

私はちびっこ達と行動した

そして、誰も居ない食堂に集まった

「入ってきたよ秘密の部屋」

「どうやって？」

「ドンが、カギを盗んで」

「ママから？！」

なんか取り調べされてるみたい

「それでママには？」

「気づかれてないと思う、、、カギはAが」

「Aが？！」

3人が一斉にこっちを向く

「返したよ。ママに直接」

私の言葉に驚く5人

「馬鹿なことをしてくれたな」

今まで1度も口を開いてないレイが口を開いた

「もしカメラ・盗聴器・警報、どれか1つでもあの部屋についてたらどうする？ママやシスターにバレてお前ら……いや、俺たち全員」

また言葉を濁した、、もう我慢できないよ

「どうなるの？言ってみなよ！」

「Aの言う通り言ってみろよ！！
殺される…か？秘密の部屋で見つけたよ、コニーのリトルバーニー。何が“分からない”“助けに行こう”だ…助けになんて行けないんじゃないか」

ドンも私達も真実が知りたい

「だってコニーは…コニーたちはもう…」

嘘をついてるのか反応を見てる私達に気付くかな？
矛盾しかない。

「ごめん...ごめんなさい」

エマが謝った

「じゃぁ...本当に」

「ほらなギルダ。やっぱりこいつら嘘ついてたんだよ。」

「やっぱり嘘吐きだったんだね...」

私達が受け止めなきゃいけない

真実はあまりにも残酷で