桜色Memories2【黒子のバスケ】

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緑「1つは時間

黒子自身に視線を誘導するのは

そう長くはもたないはず

そしてもう1つ、誠凛は未来を1つ捨てている」


貴『！』



真ちゃんがそう言って初めて気づいた。


この試合終了後

もう黒子は桐皇相手に視線誘導(ミスディレクション)を使えないこと。


第3クォーター終了間際，点差は1桁差。

その後桐皇の4番が決め11点差で第3クォーターは終了した。



第4クォーターは開始早々1桁差に戻してきた誠凛。

開始早々点の取り合いだ


開始してしばらく青峰にトリプルチームが付き

黒子のおかげか、シュートを止めることができた。

点差は6点。

その後のファールで誠凛にフリースローが３本与えられた。


３本とも決まり点差は３点


リスタートから青峰に渡ったボールは


誰も引きつけることなく決まった。



火神が1歩も動けずに


貴『！』


緑「ゾーンに…入ったというのか…。」




選ばれし者しか入ることを許されない領域。


初めて見た。



速さも反応も何もかも、レベルが違いすぎている。


誠凛のタイムアウト直後

青峰と火神の1on1になったが、

それでもゾーンに入った青峰の方が圧倒的に速い。


黒子のオーバーフローも効果切れ。


その後もエース2人の1on1は

青峰の方が遥かに速く、強かった。


でも、抜かれた火神は


ゾーンに入った青峰に反応し、ボールを弾いた。



貴『火神も…ゾーンに…』


こんな所で

この2人の…


ゾーンに入ったこの2人の試合が見れるなんて


思わなかった。

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