桜色Memories2【黒子のバスケ】

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誠凛と桐皇の試合が終わってしばらく。



高「大坪さん

あのぉー…誠凛の7番って誰なんすか？」



体育館で真ちゃんの自主練に付き合っていると

高尾と大坪先輩の会話が聞こえてきて

耳を傾けた。



貴『誠凛の7番か…』


緑「気になるのか」


貴『いや、真ちゃんだって知ってるでしょ？


中学のとk((高「なぁ？真ちゃん…って知るわけねぇか」



突然高尾が真ちゃんに話を振った。

知っているのだよと答えた真ちゃんは


シュートの手を止め高尾に言った



緑「この間の桐皇戦の時と似ている

圧倒的な差を前にしても，黒子と同じように最後まで諦めなかった」



淡々と答える真ちゃんだが

ちょっとヤバくない？


自分で言っちゃってますよ？


それを聞いた高尾の顔も変わっていき

それおかしくねぇか？と…。

真ちゃんは自分が何を言ったのか分かっていないのか

顔が疑問だらけだ。



高「結局見に行ってたんじゃねぇか決勝リーグ！

ｱｯﾊﾊﾊｯｯ…何が"見たくないのだよ"だ！」



真ちゃんはようやく自分が言ったことに気づいたようで

自然と口調が早口になった。



緑「家が近かっただけなのだよ」


高「遠いだろ！てか逆だろ！知ってんだぞ！」


貴『ﾌﾞｯﾊﾊ笑

その誤魔化し方は無理があるでしょ真ちゃん』



ノルマを達成し3人で帰る帰り道


真ちゃんはしばらく不貞腐れたままだった。

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