××イタズラしちゃ、メｯ！！××【及川徹】【二口堅治】【ハイキュー】

イタズラ禁止令12 ページ14

その笑顔に安心して、なんだか、体の芯から熱いものが目に溜まる








貴「そういうのｯ、安心しちゃうから、やめてよｯ！！………ｯﾋｯｸ！…」

二「そうかそうか、よしよし」







我ながらに酷いことを言ったはずなのに、何も言わないで私を抱きしめながら頭を撫でてくれる堅治







二「キスはまた今度な」






とか普通に言ってくるからさ





貴「なんでだしっ///ってか、キスしないでよ、付き合ってもないんだからっ///」








私は顔を赤くせざる負えないんだよ







二「じゃあ付き合う？」

貴「え？」







いきなりの言葉に吃驚する







二「これ、かなり本気だから」







抱きしめる力が自然と強くなっている







貴「え……」

二「返事、考えておいてね」







そう言いながら、抱きしめたまま私の頭を撫でる







二「またなんかあったら言えよ？じゃあな」






足早に帰っていった堅治の頬は、ピンク色に染まっていた。

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