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藤原side。
外守さん。
フルネームは外守一さん。
50歳で一人暮らし。
元々クリーニング店を経営していたのは叔父だが、体を壊し、入院している間だけ手伝うつもりが、亡くなってからも続けて今に至るらしい。
観音像の
観音様のか顔が向き合うような図柄らしい。
「あのオッサンも、近所で評判の修理屋さんで、どっかの大学の工学部出身だから簡単な電化製品なら直してたらしいぜ？まるで陣平ちゃんだな！」
「入江さんとペアを組んだのは、同郷のよしみだっつってたよ！」
計算的には合っているが、観音像をゴブレットに見間違える可能性は少ないという事で、外守さんの線は薄くなった。
「ゴブレットに見えるっつったら、あのバイクショップの店員！」
「物部周三さん。歳は35」
僕は松田に続けてそう言った。
松田の聞き込みが荒々しくて怖いって言うので、2人で聞き込みをした訳だ。
2人で聞き込みをした結果を並べていく。
首に入ったサソリの
それを入れたのは20歳の時で、計算的にはギリギリだった。
班長やゼロが何か引っかかるいるらしい。
諸伏も少し考え込んでいた。
「何だ？諸伏、お前もかよ？」
「ああ、、、この前兄に、とりあえず思い出したことを話しておこうと電話したら、、、」
＿ ＿ ＿
「項を焦って、十分な思慮の無いまま私に相談し、利を求めるな。あの時お前が隠れていたのは、押し入れではなく、観音開きのクローゼット！」
「そもそもあの家は洋風で、押し入れも襖も無いよ」
＿ ＿ ＿
「って言われて、、、、」
そんな諸伏にゼロは、東京の家と長野の家がごっちゃになっているのではないかと言った。
「だとしたら、変じゃねえか？」
「そうだね。観音開きのクローゼットなら、犯人が足を滑らせてぶつかった時に扉が閉まる筈」
僕が言った言葉に続けて萩原も、そうすると自らまたクローゼットを開く必要がある。と言った。
松田と諸伏が話している中で、班長が言った。
「もしかして、諸伏が覗いていた隙間は」
「縦じゃなく、横だったんじゃねぇか？」
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co2(プロフ) - お餅さん» ありがとうございます！単行本を上下どちらも買えたので、これからバンバン更新していければと思ってます！これからも是非見てやって下さい！ (2022年3月24日 0時) (
レス) id: e612efdaae (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 面白い！更新待ってます。 (2022年3月23日 23時) (レス) @page12 id: 28886abf9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2022年3月20日 18時
