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12 質実剛健。 ページ13

藤原side。




「鬼塚教場、手を休めるな!さっさと終わらせて飯にするぞ!!」



班長が声を張る。



『オウ!!』




あ"ー今日もう疲れた。



そんなことを考えながら降谷、松田の隣で掃除をしている。




「悪い松田、そっちのチリトリ貸してくれ!」



「おうよ!その代わり、後でちゃんと、返してく(レイ)!」



「つまらん、2点!」



「(ははは、おもんな)」




おいA!顔につまんねぇって書いてあるんだよ!と言われた。




「何で僕だけ怒られた???」


「知らん」


「ゼロテメェ、、、」



ジトーっとした目を向けるが、けして嫌な雰囲気ではなく、彼等とは悪友みたいになりつつある。

その後も3人で他愛もない会話をする。





後ろ側で、あの3人すっかり仲良しになったなぁとか言われたのは知らん。










「萩原くーん!次の休みの日、ウチらの教場との合コン忘れないでねー!」




萩原にメロメロ(笑)な女の子が、離れた場所からそう言って手を振っていた。





「ああ、任されてー ♪」




因みに僕はなんて残念な奴だろうと何回目か思った。




「イケメンいっぱいそろえてよー♡」



「そこの金髪の外人さんとかー♡」




金髪の外人さんとはゼロの事だろう。




「誰が外人さんだって?」



ズイッ、という効果音がつきそうな勢いで女学生2人組に言う班長。


その圧に、す、すみません教官、、、と、教官に間違われる班長。




「失礼しましたぁぁ!!」




そそくさと去っていく女学生の背中を見送っていると





「あの!」








声をかけられた。







「あ、君は」




この前、水を貰った子だった。




「合コン、、良ければ来て欲しいなぁ、って、、、カッコよくて、お話したいなって!」




別に断る理由もないし、考えてみるよ。とだけ笑って返した。



彼女は少し安堵したように笑い、先程の2人を追って走っていった。






「ふーん、、?なるほどぉ」




「萩原は出てくんなー???」






______


GなLじゃないんです、、、、イケメン女が好きなだけなんです、、、、(真剣)

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co2(プロフ) - お餅さん» ありがとうございます!単行本を上下どちらも買えたので、これからバンバン更新していければと思ってます!これからも是非見てやって下さい! (2022年3月24日 0時) (レス) id: e612efdaae (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 面白い!更新待ってます。 (2022年3月23日 23時) (レス) @page12 id: 28886abf9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:co2 | 作成日時:2022年3月20日 18時

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