所謂カイ潔に挟まれる女。【ブルーロック】 (ページ9)

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9 ミヒャエル・カイザー(皇帝)。ページ9

三間side。

そして次。あのムカつくドイツ人、ミヒャエル・カイザーについてお話しよう。

新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)にて加入？したバスタード・ミュンヘンで(甚だ不本意だが)チームメイトの彼。

金髪に青色のグラデーション。高い鼻に、適度に白い肌。その目元に添えられた紅。彼は、そんなはなやかなルックスに反してかなり性格が難あり(クソ)だった。

初対面では潔に顎クイをかましたりしていて、やべーやつだとは思った。が、その矢印がまさか自分にまで及ぶとは思っていなかったわけで。

「やっと見つけた。やっと逢えたな。俺の人生を狂わせて色付けたA」

あのときは突然手を絡められてビビったのもあるが、邪魔されてイラついていたこともあって

「え、きも、、、」

と吐き捨てていた。

けれど、カイザーは怒ったり、嫌な顔をするでもなく、ふっと笑って至近距離にあった顔を離した。

「お前はそういう女だったな」

、、、、思い返すと意味わからんな。なんで元々会ったことあるみたいな口ぶりなんだろう。初対面なはずなのに、、、、。

てかゲスナーまじで！！！「顔と体が良いだけでプレーは大したことねえな」って！！！顔はともかく体はセクハラだからな！！！

はー、、、思い出したら腹たってきた。

まあそれからは潔とカイザーにちょっかいやら暴言やらを言われる毎日。

板挟みのストレスフル状態である。

しまいには二人で「俺にアシストしろ」と争っている状態で、「私はストライカーだっつーの！！！」と叫んだのはいい思い出だ。いや嘘だわ。何もよくない。