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水景side。




「そうだね、、、本当そうだ、、、妹尾!A先輩!ごめん!」




「!、、、」


「(持ち直したな)」




男子達はスマホをゆうなと乃愛に預ける。私はそろそろ個人戦決勝だ。




会場の方へ行こうとしたら、皆に声をかけられた。




「A先輩!応援してる!」






「_____うん、絶対優勝する」




頼もしい先輩でいたいし、何よりも、マサさんに教わったこと全部、無駄にしたくないから。











《第一射場_____》




大丈夫。




深呼吸して、ゆっくりと目を開く。





私は第一射場の最後。第二射場の最後には桐先の三年生がいて、顔は知っているけど、親しかった彼女、、、柳瀬ではなかった。






弓と矢を番える。




「_____ _____」





足踏み、胴造り、弓構え、打起し。





動きを呼吸と連動させて、ベストなタイミングを。





引き分け。





均等に引き分けていくと、ゆっくりと弓が(ひず)んでいく。






頬付をして、会となる。













キャンッ!!












スパンッ!












「っ、よーし!」






二巡目、三巡目も中てる。






最後、四巡目。






皆、一番集中が途切れてくる頃だ。










「(ブレるな、わたし)」

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設定タグ:ツルネ , ツルネ-風舞高校弓道部- , 鳴宮湊   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:co2 | 作成日時:2023年7月2日 23時

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