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2期への匂わせ〜〜
すぐに曇らせたがる。
_____
水景side。
その後、マサさんは西園寺先生の元へ行き、お爺さんの話を聞いてきたらしい。
話を聞くと、大曽根という人が、西園寺先生よりもお爺さんのことを知っているらしい。
「なあA、Aはなんで遅気にかかったのか、覚えてるか?」
「、、、あー、、、なんだったかな、、、あまり覚えてないけど、なんとなく、一人で引くことが急に怖くなった、かな」
中学の頃は試合に出なかったから、団体の方は、公式での構成から省かれてた。
その時に、相棒みたいな立ち位置にいた子、、、柳瀬と練習することが少なくなった。
そうした途端、側に誰も居ないってことが怖くて仕方なくなった。
離したい、のに_____。
「、、、、」
「あはは、、自分でもよく分からないんだよ」
マサさんは、悲しそうな顔をした。
・
滝川side。
「あはは、、自分でもよく分からないんだよ」
そう言って笑ったA。
その言葉は俺が少し前、湊へ零したものだった。
遅気と早気。
離したい、離したくない。
それが真逆のものでも、思うことは似ているのかもしれない。
Aは苦しむ俺を見てきたと思うし、俺も、苦しむAを見てたから。
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作者名:co2 | 作成日時:2023年7月2日 23時