検索窓
今日:19 hit、昨日:29 hit、合計:28,124 hit

52 ・ ページ6

鳴宮side。




その日の夜、俺は五人で話した後、四人よりも早く部屋へ戻ろうとエレベーターに向かった。



エレベーター前には、偶然二階堂先輩の姿。


少し気まずさを感じながら二人でエレベーターへと乗ると、本来すぐ2階に着くはずのエレベーターが、一向に到着のチャイムを鳴らさないことに気付いた。



「あれ、、、止まってます?エレベーター」



「はあ?おいおい、勘弁してくれよ、、、」



俺はマサさんと連絡をとることにした。




マサさんに言われた通りに非常ボタンを押したら、エレベーターの会社と繋がった。30分くらいで修理の人が来てくれるらしい。



会社との連絡が切れると、同時にライトが消えた。その後すぐに強い衝撃が来たが、二階堂先輩が支えてくれて、指先をぶつけるくらいで済んだ。





「30分か、、、長いな、、、」







それからは、暗闇の中で話した。



俺が早気になったこと。辻峰の仲間たちのこと。



そして、気になっていたことを聞いた。






「二階堂先輩。ついこの前、桐先の本村先輩から、A先輩とは幼なじみだって聞きました」



「!」



「A先輩とは_____」











「聞きたくない、アイツの名前なんて」




「え?」










「あの嘘吐きなんて、信じなきゃ良かった」




「それって、、、、」




二階堂先輩は少しずつ、ぽつり、ぽつりと呟くように話し出した。

53 ・→←51 ・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定タグ:ツルネ , 二階堂永亮   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:co2 | 作成日時:2023年6月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。