虎杖さん ＝ 禪院さん【呪術廻戦】

姉弟 ページ9

パ「まさか虎杖がAの言ってた弟だったなんてな」



真希「世間は狭ぇな」



釘「…2人で大丈夫かしら？虎杖も変な感じだったし」



伏「…ま、大丈夫だろ。2人とも根明だからな」







『「……………」』



悠(どう……いう…！？！！？！姉ちゃんだよな！？！何でここに…！？！急にいなくなって3年くらいか…！？何で高専にいんだよ！？！)



『……宿儺の指を食べたって本当？』



悠「！お、おう…！！」



……何でそんなこと…



…悠仁のことだから誰かを守りたかったんだよね



『おじいちゃんは？』



悠「！…死んだよ」



『っ！！………悠仁はさ、昔呪霊は見えてなかったのよね？』



悠「おう、見えるようになったのは宿儺の指を食ってから。……姉ちゃんは…ずっと見えてたのか？」



『うん、見えてた。…私、本当は呪術師の家系に生まれたらしくてね。3年前、本当のお父さんが迎えに来て…呪術なんて説明出来ないから黙って出てきたの。…ごめんね』



…あの人を父だと思ったことは無いけれど



悠「姉ちゃん、俺の姉ちゃんじゃねぇってこと？！」



『血の繋がりで言えばそうだね。…でも、私は悠仁を大切な弟だと今でも思ってるよ。悠仁のことを忘れた日なんてない』



悠「！！……俺も！！！」



『あはは、良かった！…宿儺は大丈夫なの？？』



悠「おう、今のとこは！」



……もし宿儺に悠仁が乗っ取られた時…私の術式でどうにか出来ないか悟に聞いておかないと



『どうせ無理して取り込んだんでしょ！』



悠「無理はしてねぇ！ただ、あの時は宿儺しか頼みの綱が無かったから」



『…まぁ、それが悠仁のいいとこでもあるんだけどね。これからはまた、私がいる。悠仁がまた「死ぬ」なんてことには絶対させないから……安心して強くなってね』



悠「！…姉ちゃん、数年でスゲェ大人っぽくなったな…！！」



ﾊﾟｱｯ『！！！ホント！？！！真希にはいっつもバカにされるから…！』



悠「やっぱウソかも…」



『ちょっと！！！』

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