誰？ ページ18
約2年前
扇「A。今日は私と共に来いと言ったはずだ」
『従う必要あります？どうせ五条と加茂に私を見せびらかすつもりでしょ。「これが禪院の秀才だ、相伝ではないがお前達に負けることは無い」…とか何とかかんとか言って謎アピールするつもりなんじゃないの？』
扇「父への礼儀を忘れたようだな」
『私はあんたを1度だって父親だと思ったことは無いわ。…剣、抜く気？やめなよ、あんた私より弱いんだから』
扇「…」
「…お時間10分前です」
扇「…行くぞ」
……真希と真依は大丈夫かな
…ここにいたら、私は……「虎杖A」だった頃の私は、完全に消えちゃいそうだ
「つまんなそうだね」
『っ！！』ﾊﾞｯ
気づかなかった…誰？！
ここにいる間は気を抜かないようにしてるのに…！！
「まぁまぁ、そう警戒しないで！僕は君の敵じゃない」
『…誰が信じると？？目まで隠して…こんな怪しい人他にいませんよ』
…五条か、加茂か……私に接触してきた理由は何？
もう対面時間も迫ってる。私と同じようにサボるためにうろついていたの？
五「初めまして、僕は五条悟。君は…禪院Aで合ってる？」
『……そうですけど…』
五「あれっ僕のこと知らない！？」
『……五条家…』
五「最近まで呪術のこと知らなかったってホントだったんだ〜！じゃあさ、君が禪院家の奴ら皆倒したってのもホント？」
『…ちょっと誇張し過ぎな気もするけど…』
五「…っクク、なるほど。やっぱり君良いね」
…怪しい、怪しすぎる…！！どうしよう…！？逃げていいかな、いやでも五条……
五「君、高専に来る気ない？」
『……え？』
五「僕呪術高専で教師やってんの。ここにいるの、嫌なんじゃない？」
『…そ、れは……』
…確かに、嫌だ。ここにいたら私は私じゃなくなってしまう
『……お断りします』
五「何で？」
『妹達だけ置いてはいけない』
五「そう？じゃあ、とりあえず今日は帰るけど…また考えが変わったらおいでよ。僕は君を歓迎する。じゃあまたね〜」
『…自由な人』
この時のAはまだ、知らない
この男が特級呪術師であり、禪院家が嫌う男だと
そして…自分が真希に押され、1週間後には高専の門をくぐっていることを
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亜麻 - 更新期待しています！頑張ってください！ (2022年5月2日 17時) (
レス) @page21 id: 3ecc151c1c (このIDを非表示/違反報告)
RIO - この話めっちゃ好きです！！なんか、泣けてきて…。 (2022年2月7日 23時) (レス) @page16 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏羽 | 作成日時：2022年1月7日 21時
