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作「Aお嬢様、本当に永瀬様と切って良かったのですか？」
家に帰って作間くんに言われる
作間くんは何もかも知っている
「もう…いいの」
何もかも知っているからこそ、私の気持ちも言わなくても分かる
はずなのに…
作「そうですか…
Aお嬢様？なぜ泣いておられるのですか？」
気付けば私は泣いていた
なぜ泣いているか
わからない
なんで泣いてるの？
この気持ちは何？
作間くんならわかる？
「わからない
なんで泣いてるの？
教えて欲しい」
私は必死に訴えた
それなのに作間くんは
作「それは…僕にも答えることが出来ません
僕が答えて解決するような話ではありません」
と
益々わからなくなった
その時不意に浮かんだ言葉
“恋”
感じたことのない気持ちの正体ってもしかして恋？
きっと作間くんに聞いても答えてくれないだろう
紫耀お兄様だって絶対答えない
両親は論外
廉なんかに今更聞けるわけがない
友達だってみんな離れていった
私には相談出来る相手が1人もいない
私、孤独だなぁ…
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作者名：なな x他1人 | 作成日時：2018年9月15日 22時
