今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:25,136 hit
小｜中｜大
73 ページ28
迂闊だった
咲希が一緒に組む男子なんて彼氏である廉に決まってるのに
活動しにくいの集大成じゃん
今回の修学旅行、私は雄登とセットかなぁ
そして班での話し合いの時間
廉「咲希……お前まじか」
咲「え？うん私は廉のこと大好きだけど」
廉「いやそんなん聞いてへんから」
物凄くやりにくい
何が悲しくて好きな人とその彼女しかも親友と一緒に行動しないといけないの？
私は雄登にSOSを出す
けれども雄登は気づいてくれない
雄「とりあえず……あんまりどこに行く！とか決めずに適当に京都を歩く？」
それどころか呑気にそんなことまで言ってる
廉「せやなぁ」
廉は私と目を合わせないようにしている
それに私も……
咲「ねぇ、A」
「なに？」
咲「自由行動の時、廉くんと私、那須くんとAの2グループに別れない？」
話し合いの終盤、咲希が私に言った
「そんなのやっていいの？」
確か完全グループ制だったはずだ
咲「はぐれちゃったってことにすればいいじゃん！ね？」
「う、うん……」
私は咲希のお願いを断ることが出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな x他1人 | 作成日時：2018年9月15日 22時
