前世でも来世でも、きっと君に

真相 ページ12

本当は、知ってる。

皆、どこか勘違いしてるんだよね。

確かに、あれは仕組まれた事だけれど、
実際は・・・違うんだ。

本当は・・・

ーｺﾞﾒﾝﾈ。
ーえ？もしかして・・・
ーうん。私には、血を・・・麻衣お嬢様の血を吸うなんて出来ない。
ー・・・
ーでもね、私は、命令に従わなければ行けない。ｺﾞﾒﾝﾈ。でもね、これだけは覚えていて
ー落ちれば、いい？
ー・・・ｺﾞﾒﾝﾈ。来世は絶対こんなこと・・・
私は、見方だから

そう、これが本当のいきさつなんだ。
確かに、吸血鬼に代わりはない。私は、落ちるとき
『わたしの味方と言ってくれたこの子を守るんだ』とだから、その記憶を忘れてもらうために嘘をつく。

ごめんなさい→←吸血鬼って・・・

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