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お勉強!! ページ9

それから何日かが瞬く間に過ぎて行った。

サンクチュアリに住むためのもろもろの手続きも終わったし、気がついたら、卒業式も終わってた。

友達は僕がとても落ち込んでいると思っていたようで、(まぁ落ち込んではいるんだけど)サンクチュアリに移るため元気に荷造りをしている僕を見て、目を丸くしていた。

それから僕は、お母さんへ電話をかけた。
さすがに帰らない事を黙ってはいられない。


よし。

目には目を。
マシンガンにはマシンガン作戦で行こう←


「はい、もしもしアンジェラで…「お母さん!卒業式は終わったけど、僕はまだ家に帰らないよ!まだ諦めたくないんだ。お母さんは知ってるでしょ、医者になる事はおじいちゃんとの約束でもあったこと!それでね、僕は下宿に住む事にしたんだ。家賃は安いし、すっごく良いところだったから。大家さんも優しいんだよ。だからお願い!母さん、もう一度だけチャンスをちょうだい!僕はここで一年間勉強を頑張るから!それで、来年こそは絶対合格するから!じゃあ、また!何かあったら連絡するね!」


ガチャン!

勝った、勝ったと思う…!
僕は勝利に酔いながら受話器を置いた。




そして、友達と最後の挨拶を交わし寮から出た僕は、小さな荷物と本屋で買ったいくつかの参考書を手に、とうとうサンクチュアリへ入居した。

僕はまず、3号室に寮から持ち帰った荷物や制服を置く。どうやら、他の人はまだ部屋に入っていないみたいで、サンクチュアリはとても静かだった。
一階へ降りると、ユウミさんは夕ご飯を用意してくれていた。
どれも美味しくて感激だった。


さぁ、これからいよいよ勉強タイムだ。
僕は勉強道具を出しながら、気持ちを切り替えるため、深呼吸をしてから椅子に座った。

「えーと受験で出たところは....」
ブツブツ独り言を言いながら練習問題に取り掛かると、普段よりもスラスラと解けるので驚いた。

やっぱり一人の部屋っていいな。
寮とは違って、邪魔がないからグッと集中出来る。
勢いに乗ってぐんぐん進めていると、あっという間に2時間も経っていた。

「よし!今日はここまでっと....うわぁ!もうこんな時間!もう寝よう...」

今はシャワーに入る気力すら無い。
僕はベッドの上に寝転び、一息ついた。
ま、昨日寮で入ったし、今日はシャワーなんて別に良いだろう。

「はぁ....今日からここが僕の家....今日は疲れた!おやすみなさい...」

それから1分もしないうちに僕は眠りについた。
(早いね)

1号室の人→←僕のサンクチュアリ



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設定タグ:冒険 , 殺し屋 , 恋愛   
作品ジャンル:ミステリー, オリジナル作品
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シャーロック - 木の葉月さん» うん、お休み〜また明日ね! (2021年4月7日 23時) (レス) id: 00557ff71e (このIDを非表示/違反報告)
木の葉月(プロフ) - シャーロックさん» 全然美人じゃ無いっすよ。ちょっと風呂入って来るんで、また明日話そ。 (2021年4月7日 23時) (レス) id: ac1426199a (このIDを非表示/違反報告)
シャーロック - 木の葉月さん» うわ、結構時間掛かるのね。コノハヅキはびじんだろーな〜 (2021年4月7日 23時) (レス) id: 00557ff71e (このIDを非表示/違反報告)
木の葉月(プロフ) - シャーロックさん» へへっ!30分前くらいに帰ってきたで (2021年4月7日 23時) (レス) id: ac1426199a (このIDを非表示/違反報告)
シャーロック - 木の葉月さん» おお、お疲れ様〜! (2021年4月7日 23時) (レス) id: 00557ff71e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木の葉月&シャーロック x他2人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/sherlock_rio?s=21  
作成日時:2020年10月3日 18時

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