◇ 秋葉名戸戦 02 ページ5
⚡️
「まるで攻めてこないなんて…、この僕も予想外でしたよ。」
「お前アイツらのサッカーが理解出来たんじゃなかったのかよ？；」
雷門ベンチにて目金が呟くと染岡が呆れたように問いかける。
半田が眉を寄せて疑問げに呟いた。
「それにしても、なんでボールが取れないんだ？」
「アイツらの妙なノリに調子を狂わされたせいだ……！」
「得体がしれない……」
「「……；お前もな」」
Aと豪炎寺の後ろにいつの間にか影野がおり、二人は思わず冷や汗をかく。
「とにかく！ボールを奪ってチャンスを作るんだ！」
試合再開。
秋葉名戸はその瞬間、攻め上がる。前半とは全く違う動きに円堂も豪炎寺も驚きの声を上げる。
「なにっ！？」
「動きが変わった！？」
ベンチに座っているAは「なるほどね」と呟き、その呟きを拾った春奈は問いかける。
「Aさん、なるほどって……」
「彼ら、さっきのハーフタイムもそうだけどろくに運動してないんでしょ。
そんな奴らがサッカーの試合時間、90分間をマトモに走り回れると思う？」
「前半は力を温存していた、って言うことですね！」
「そ、後半勝負に賭けたんだろうねぇ」
秋葉名戸の選手たちは攻め上がる。
雷門イレブンは止めようとするが、奇想天外な技(スイカを使われたり人間をバットに見立てたり)に翻弄され、一点を取られてしまった。
雷門中からのキックオフ。
秋葉名戸学園の生徒らは攻め上がるかと思いきや自陣へ戻る。
染岡がゴール前まで攻め上がると、3人の選手が立ちはだかる。
「いくぞ！�� 五里霧中 �瓠�！」
足をバタバタさせ、砂埃を発生させる。
その様子に秋も驚きの声を上げる。
「あれじゃあゴールが見えない……！」
「てかあれ技っていえるの……？；」
⚡️
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
酢味噌 - とっても面白いです！！更新頑張ってください！ (12月28日 23時) (
レス) @page36 id: 508422f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちきんたつた | 作成日時：2023年12月21日 3時
