小悪魔さん。【A3!】

24話 ページ25

A「あれ、三角くん何してるの?」

三角「俺の三角がどっか行っちゃった〜！」





三角くんは尋常じゃ無いくらい首を横に振っている。

怖い怖い。






A「あらあら...一緒に探してあげるよ！」

三角「ホント〜！？」

A「うん！だから、その首の動き止めて！？」

三角「分かった！ありがとうA〜！」







そのあと二人で一生懸命探したんだけどね、

結局無かった。


三角くんちょっと元気無いな...



そうだ！


私はキッチンに行き、ご飯を握り、のりを巻いて
三角くんの元へ。







A「はい。おにぎり！さんかくだよ〜！」




私が一生懸命ニコニコした笑顔笑っておにぎりをあげると、

一瞬で三角くんの顔がパァッと明るくなった。






三角「わーい！！さんかくぅー！食べても良〜い?」

A「どうぞ！食べて良いよ！」

三角「...モグモグ....美味しい〜！ありがとうA！大好き〜！」

A「ふふっ、それ昨日も聞いたよ?」

三角「ぎゅー！」






三角くんは私に抱き付いてきた。

年上なんだけど、年上なんだけどね、可愛い。






A「年下のようです。」

三角「A！これあげるー！」






そう言って三角くんはポケットから何かを取り出して

私に差し出した。







A「...これ、何?」

三角「俺のお気に入りの三角〜！」

A「え、ダメダメ！今日さんかく無くしたばかりなのに、私にあげるともう無くなっちゃう！」

三角「俺ね、Aの事好きだよ。だから、あげる！」

A「え...」






イケメンだぁ...！

なんか、告白された気分！！






A「なら、大切に飾っておくね！」

三角「うん！」


A「私も、元気な三角くんが大好きです！」









太一「ヒューヒュー！ッス！」

幸「人の目の前で何やってんの?三角星人、純粋100%、気分悪いんだけど。」

咲也「あはは、幸くん妬いてるの?」

幸「うっさい、妬いてなんか無いわ！」

至「三角に喧嘩売られてる感じする。」

一成「やるねぇーすみー！」





皆...いつの間にいたの！？







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