＊43＊ 沢田家光＿ ページ11
「…家光さん。」
「いや〜、でかくなったなあA！前に会ったときはこんなだったのになあ。」
なんて言って腰のあたりに手を添えた目の前の男は、感慨深そうに僕を見てくる。いやそんなに小さくなかったと思う。
…て、そんなことではなく。
「何やってるんですか。人の家で。不法侵入って知ってますか。」
「あぁそれなあ。俺もどうかと思ったんだけど、リボーンの奴が人が来ない場所の方が都合がいいって言うから仕方なくな。」
仕方なく入って待ってましたと。なるほど。この男には部屋の前で待っているという常識はないらしい。というかなんで人んちの鍵持ってるんだよ怖いわ。
「それでリボーン。こんなところに呼びつけて、いったい何の用だ？これでもオレは忙しいんだが。」
「家光。お前”二魂＜ニコン＞の一族”の話を知ってるな。」
…ニコンの一族？なんだそれは。初めて聞くのに、どこか懐かしい響きだった。
リボーンの言葉を聞いた家光が一瞬停止した後すぐ何かを理解したような顔になった。
「なるほど。それで呼んだのか。…さて、どうしたもんかな。」
「何かマズイことがあるのか？オレが聞かない方がいい話ならオレはこのままツナの修行に戻るぞ。」
「いや、それもあるんだが。」
そう言って何やら思案顔になった家光は、暫くして渋々というように頷いた。
「わかった。Aにだけなら話そう。」
「話すって、何をですか？」
「…お前が知っているべきことを。」
********
前話に入りきらなかったのでここに置いておきます
挿絵大
http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/e/7/5e713c6bf43104ca8ec0983662650430.jpg
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
リボーントリップ!!−トリップ少女は彼らと新たな道を進む−
貴方はどんなメガネが似合うか！勝手に調べゃうよっ♪
貴方は私と似ているか！勝手に調べる♪え？知りたくないって？とりあえずやってくれ！もっと見る
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲都紀(プロフ) - 桜魅さん» だよね〜もーびっくりｗｗ (2013年6月25日 21時) (
レス) id: 6b9bea12fb (このIDを非表示/違反報告)
咲都紀(プロフ) - 湖崎愛梨さん» わ〜来てくれたんだ〜ありがと〜（＾ω＾） (2013年6月25日 20時) (レス) id: 6b9bea12fb (このIDを非表示/違反報告)
咲都紀(プロフ) - 飛鳥さん» お〜やっぱり来たかｗつか何で星黒いの？いつも思ってた (2013年6月25日 19時) (レス) id: 6b9bea12fb (このIDを非表示/違反報告)
湖崎愛梨(プロフ) - 愛梨もさんじょーｗｗ (2013年6月25日 0時) (レス) id: 85441b7318 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - ヘーイ！やっぱり飛鳥ちゃん参上★ (2013年6月25日 0時) (レス) id: 710361cf8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
