いつメン旅行 ページ4
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部屋に入ると、シングルベッドが二つ並んでいた。
ダブルベッドが一つだったらどうしようなんて期待と不安が交差していた私。
ジミン先輩が私を襲わなくても、私が先輩を襲ってしまうかもしれないから…。
適度な距離は必要だ。
荷物を置いたジミン先輩は、大の字でベットへとダイブする。それを真似して私もダイブした。
「ねぇ、先輩今彼女いる？」
「今はいない」
「そっか」
今まで、ジミン先輩の恋の相談相手を何度となく引き受けてきた。ただそれは、先輩と話すきっかけが欲しかったから。
貼り付けた笑顔で恋愛相談をしながら必死で胸の痛みを隠してた。
「誰だっけ、ミソちゃん？あの子とは一週間だったよね」
「よく覚えてるじゃん。忘れかけてた」
「だから束縛する女はやめとけって言ったのに、私の言ったことあってたでしょ。」
「さすがAちゃんって思ったよ」
「大学は楽しい？ジミン先輩モテるでしょ。」
「まぁね。でもそろそろ落ち着かないとなぁーって思うんだよね。」
「なんで？」
「テヒョンイにすごい言われるんだよ。幸せにならないとって、俺そんな不幸せに見える？」
「うーん、どうかな？私には、先輩はいつも輝いて見えるから」
「えっ？」
先輩の重たい一重瞼が見開いたのを見て、自分の言った言葉の重さを思い知る。
「いやいや、そういう意味じゃなくて…」
慌てて否定するけど、もう遅くて
ジミン先輩は私の気持ちを知ってるんだから隠すこともないのに
「ねぇ、髪の毛伸びたでしょ」
ジミン先輩に大人っぽくなったと思われたくて
「うん。綺麗な髪だね。俺なんか染めてるからバサバサだよ。」
先輩の手が伸びて私の髪に触れる。
だから私も先輩の髪に触れてみた。
「ほんとだ。バサバサ」
ツルツルだろうがバサバサだろうが、ジミン先輩の髪ならずっと触っていたい。
その時、私とジミン先輩のスマフォが鳴った。
ジンさんからのカトクだ。
「水着に着替えてエントランス集合だってさ」
「私ね、海行くって決まってから2kg痩せたんだよ。でも胸は無くならないようにチーズと牛乳毎日欠かさず飲んだの。」
「それって普通、言わなくね。」
「そう？驚くよ私のナイスバディー見たら」
「大丈夫だよ。Aちゃんには手出さないから」
何が大丈夫なんだろうか…。
一番聞きたくない言葉をさらっと口にする先輩は、
私を簡単に天国から地獄に突き落とす
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ピノ子(プロフ) - 名無し41903号さん» 遂に結婚しちゃいました(bﾟv`*)最後まで読んでいただきありがとうございます♡番外編もちょこちょこ書いていくのでぜひよろしくお願いします！コメント嬉しかったです♡ありがとうございます♡ (2022年2月16日 9時) (
レス) id: 62d1221d7f (このIDを非表示/違反報告)
名無し41903号(プロフ) - わあああ！遂に推しと結婚できちゃったなんてニヤニヤしちゃいました！お疲れ様です！寝る前によく読ませていただいてますのでこれからもよろしくお願いします₍ᐢ. ̫ .ᐢ₎ (2022年2月16日 2時) (レス) @page36 id: 23d1a85d87 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ子(プロフ) - たかみさん» たかみさん、嬉しいコメントありがとうございます♡最後まで書けるよう更新頑張ります！ (2022年2月3日 10時) (レス) id: 62d1221d7f (このIDを非表示/違反報告)
たかみ(プロフ) - とても面白かったです！切なすぎて胸がきゅーんとなりました。楽しみにしてます！ (2022年2月2日 17時) (レス) @page11 id: 1bef4440db (このIDを非表示/違反報告)
ピノ子(プロフ) - keiさん» keiさん、嬉しいお言葉ありがとうございます♡歴代のということは全部読んでくれてるんですね（ ; ; ）なんとか最後まで書けるように頑張ります！ (2022年2月2日 16時) (レス) id: 62d1221d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ子
| 作成日時：2022年1月29日 21時
