きっかけ ページ2
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「A、夏休みまたみんなで出かけよう。」
頬杖をついてボーッと窓の外を見ている私に声をかけて来たのは、私の親友のイム・ナナ。
スタイル抜群で美人な彼女は、去年の文化祭でミス漢江に選ばれた。そして、ナナの彼氏は、ミスター漢江二位のチョン・ジョングク先輩。
美男美女の二人は、カップル賞に選ばれるほど、この学校で有名になっていた。
まぁ、私とジミン先輩が仲良くなるきっかけが、ナナとジョングク先輩だから二人にはとても感謝してる。
まだジミン先輩のことを諦められない私の為に、またきっかけを作ってくれた。
「えっ、それってジミン先輩も来るの？」
「来るよ。もちろん行くでしょ」
「行く行く。行きたい。」
嬉しくてナナに抱きつくと、その勢いによろめいたナナは、私の背中にそっと手を回した。
ジミン先輩に会える
そう思うだけで、胸が熱くなっていく。
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昼休み私とナナは、三年生の教室にやって来ていた。
私達のいつメン
ハナ先輩とノア先輩とジョングク先輩に会うため。
この他に、ハナ先輩の彼氏のジンさんとノア先輩の彼氏のテヒョン先輩とジミン先輩がいつメンのメンバー。
私とジミン先輩以外は、みんなカップル。
その流れで私達もカップルになれればいいのにな。
「またジンくんのお父さんの知り合いの人が、ホテル安くしてくれるって。でもゴールデンウィークはいっぱいで夏休みになっちゃってごめんね。」
ハナ先輩が、私を見て謝ってくる。
「何で謝るんですか！全然大丈夫ですよ。会えると思うだけで嬉しいです。」
「Aちゃん、ジミン先輩と連絡は取ったりしてるの？」
ノア先輩が私に聞いてくる。
「カトクでたまに、、、くらいです。」
「仲良かったよね二人。いっつも笑って話してるイメージ」
ジョングク先輩が言う隣でナナがうんうんと頷いている。
「私は、ジミン先輩にとって仲のいい妹なんで…」
思わずため息が漏れてしまった。
「でもさ、シスコンってのがいるくらいなんだから妹って言われてもまだ諦めるのは早いんじゃない？」
ハナ先輩の言葉に、えっ？と声が漏れて顔を上げた。
「ジミン先輩を振り向かせよう」
ノア先輩が、ガッツポーズをして私に笑いかける。
みんなの気持ちが嬉しくて、
「はい！頑張ります！」
大きな声で叫んだら、みんなに笑われた。
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ピノ子(プロフ) - 名無し41903号さん» 遂に結婚しちゃいました(bﾟv`*)最後まで読んでいただきありがとうございます♡番外編もちょこちょこ書いていくのでぜひよろしくお願いします！コメント嬉しかったです♡ありがとうございます♡ (2022年2月16日 9時) (
レス) id: 62d1221d7f (このIDを非表示/違反報告)
名無し41903号(プロフ) - わあああ！遂に推しと結婚できちゃったなんてニヤニヤしちゃいました！お疲れ様です！寝る前によく読ませていただいてますのでこれからもよろしくお願いします₍ᐢ. ̫ .ᐢ₎ (2022年2月16日 2時) (レス) @page36 id: 23d1a85d87 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ子(プロフ) - たかみさん» たかみさん、嬉しいコメントありがとうございます♡最後まで書けるよう更新頑張ります！ (2022年2月3日 10時) (レス) id: 62d1221d7f (このIDを非表示/違反報告)
たかみ(プロフ) - とても面白かったです！切なすぎて胸がきゅーんとなりました。楽しみにしてます！ (2022年2月2日 17時) (レス) @page11 id: 1bef4440db (このIDを非表示/違反報告)
ピノ子(プロフ) - keiさん» keiさん、嬉しいお言葉ありがとうございます♡歴代のということは全部読んでくれてるんですね（ ; ; ）なんとか最後まで書けるように頑張ります！ (2022年2月2日 16時) (レス) id: 62d1221d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ子
| 作成日時：2022年1月29日 21時
