＊73＊ 雨のリング戦＿ ページ8
「まだ誰も来てねーな。」
夜、僕は今日もツナ、リボーン、山本と共に学校に来ていた。方向が一緒の関係で彼らとはよく行き会う。特に緊張したそぶりも見せずいつも通りな山本にツナが心配そうに話しかけている。その会話を聞いて思った。ツナよ。スクアーロ本人にロン毛って言っちゃだめだぞ。
その時、頭上から大声がした。ヴァリアーのみんなは高い位置を取るのが好きだな。
「う゛お゛ぉいっ！！よく逃げださなったな刀子僧！活け造りにしてやるぞぉぉ！！」
スクアーロに続いてヴァリアーが姿を現す。ベルはどうやらそこまで大きな怪我はなかったらしい。包帯が目立つものの、しっかりと立っていた。その姿に思わず安堵する。今日はザンザスもいるようだ。流石にスクアーロの勝負は気になったんだろうか。なんだか顔を見るのが久しぶりな気がした。
「そうはならないぜスクアーロ。オレがあんたを、この刀でぶっ倒すからよ。」
山本の手にはいつの間にか真剣が握られていた。あの刀…まさか、時雨蒼燕流に伝わる”時雨金時”？以前彼について調べた時に出てきた刀だ。…そうか。山本、時雨蒼燕流を継いだのか。
「変形刀か。」
「ってことは…流派を超えるんじゃなく時雨蒼燕流で戦う気か。山本。」
「オヤジが無敵ってんだから無敵なんじゃね？」
リボーンの言葉に彼は、何も疑っていない、というように答えた。山本らしい答えだ。
「無敵だぁ？オレは自ら無敵とほざいたバカ共を何百と葬って来たぞぉ！！」
「ひぃぃっそんなぁ！！山本！その選択はやっぱりヤバいんじゃ…！！」
怖がるツナとは対照的に、山本はここに来て初めて鋭い表情で笑ってみせた。
「本当…ヤベーよな…。サヨナラのチャンスにバッターボックスに立つみてーにゾクゾクするぜ。」
僕は野球は詳しくないからよくわからないけれど、今彼が感じている感覚は覚えがあった。ワクワクするような、ぞくぞくするような、そんな感覚。この場面でそれを感じられるなんて、やっぱり彼にはこちら側の才能がある。
「お待たせしました。今宵の対戦フィールドは校舎Ｂ棟です、Ｂ棟へお越しください。」
無表情な声に従って僕たちはフィールドへ移動した。そこで見たものは、原形をとどめていない校舎と大量に降り注ぐ水だった。チェルベッロがフィールドの説明を始める。それは、嵐戦と同じデスマッチだった。
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咲都紀(プロフ) - 氷杜雪奈さん» お久です！受験・・・大変ですね；ファイトです！ (2013年9月29日 18時) (
レス) id: 7cb4bc8999 (このIDを非表示/違反報告)
氷杜雪奈 - 咲都紀さんオヒサですスミマセン全然来れなくて←受験生ナンスヨ (2013年9月28日 16時) (レス) id: 874331a837 (このIDを非表示/違反報告)
咲都紀(プロフ) - 雪奈さん» 嫌なわけないじゃないですかぁぁぁあああ！！！ありがとうございます！！！・・・ところで友達ってこみゅ〜とおんなじ感じでいいですかね；；初めてなものでよくわからんのです ← (2013年7月16日 20時) (レス) id: 6b9bea12fb (このIDを非表示/違反報告)
咲都紀(プロフ) - 雪奈さん» ああありがとうございます！！！更新遅くてスイマセン；；頑張ります！ (2013年7月14日 18時) (レス) id: 6b9bea12fb (このIDを非表示/違反報告)
咲都紀(プロフ) - 瑠華さん» うん、だいじょぶよ〜 (2013年7月13日 20時) (レス) id: 6b9bea12fb (このIDを非表示/違反報告)
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