つよく、はかない。

＿＿＿。《JUMP×やま》 ページ24

知念side



涼介は、疲れていると構ってちゃんになる。

普通は構ってほしくなくなるのにね。
涼介は寂しがり屋だから。


涼介のスケジュールを見るとぎっしり詰まっていて……心身共に疲れているだろうから労わってあげないと。


まだ来ていない涼介を待ちながらふと思う。



涼「だいちゃーん、ゲームしよ。」


楽屋に入って来た途端ゲームしようと誘う涼介。




涼「ほら知念も。」

侑「はいはい。」


まあ、ゲームを楽しめるぐらいだったらまだ心配する必要はないかな。



裕「俺もやる！」

宏「山田俺も〜。」



SUITSの似合うノッポと帝王おいたんも参戦するようだ。


……ギッタギタに倒してやろ。



構ってちゃんなのに、上手く頼れない。

そんな君を支えたい、ずっとそう思っている。



涼「おりゃ！！」


涼「あ〜〜！！」



涼介が楽しいと僕も楽しい。

涼介が悲しいと僕も悲しい。




涼介が辛いと……

僕も辛いから。




涼「大ちゃん罰ゲーム！！」

大「なんでだよ〜」









この笑顔を守りたい。

守らなきゃいけない。

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