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仕事を終えて
少し時間に余裕があったから
綺麗めなおしゃれをして
片寄さんから送られてきたお店へ
向かった。
案の定。
the 芸能人 といったお店だった。
「着替えてきて正解だった……」
ガチャ
店「いらっしゃいませ」
店のドアを開けると綺麗なお姉さんが
迎えてくれた。
「予約していた片寄です」
店「片寄様ですね、お連れ様がお待ちですよ
ご案内致しますね」
店員さんについていくと
個室に案内された。
店「こちらです。ごゆっくりどうぞ」
「あ、ありがとうございます」
店員さんに軽く会釈してから
個室を覗くと片寄さんが
1人でメニューを見ていた。
「すみません、遅くなりました」
涼「おっ、全然大丈夫ですよ」
私は今から王子と呼ばれる人と
ご飯を食べるのかぁ。
そんなことを思いながら
片寄さんの顔を見ていたら
涼「？ どうしたの？」
「あっ！いや、綺麗なお顔されてるなぁって」
涼「ははっ！ありがとう」
気づかれちゃった恥ずかしい。
涼「宮下さん、お酒飲める？」
「あ、ちょっと苦手で……」
涼「そっか、じゃあオレンジジュースとかでいいですか？」
「全然大丈夫です」
涼「じゃ、俺が適当に注文しちゃいますね」
───────────────────────
料理も揃ってきた。
「あの、片寄さんってなんで今日わたしを」
涼「まずさ、片寄さんはやめません？
ちょっと話しずらくないです？」
「あー、そうですね」
涼「涼太とかでいいよ」
「いや、片寄くんで」
涼「ま、いっかー
俺もAちゃんって呼ばせてもらいますね」
「おっけーです」
涼「それで、今日なんで俺がAちゃんを
ご飯に誘ったのか……
それが知りたいんだよね？」
「はい、」
涼「じゃあ、まず俺の質問に答えてください」
「？」
・
・
・
涼「龍友くんのこと今どう思ってる？」
「?!」
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作者名：ゆーか x他2人 | 作成日時：2018年8月21日 17時
