約束～Love Story～数原龍友 (ページ23)

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22 龍友side ページ23

Aが……いた。

僕の大好きなAが。

やっぱりさっきの後ろ姿はAだったんだ。

でも、走って逃げられたよな？

もう僕のことなんてどうでもいいのかな？

会いたくなかったのかな？

僕はいつでもAのことを想って

歌ってた。

ちゃんと届いてた？

見てくれてた？

聞いてくれてた？

いろんな感情が合わさって

胸の中がキュッと締め付けられる。

涼「龍友くん？」

龍「え？あぁなんや」

涼「今日のGENEの飲み会行きますよね？」

龍「あぁ行く行く！」

涼「じゃもう行きましょ」

龍「おう」

移動中もずっとAのことが

頭から離れない。

涼「龍友くん？やっぱりおかしいよ

何かありました？」

龍「あー、ん、ちょっとな」

涼「聞きますよ、なんでも相方なんですから」

龍「ありがとうな、もうええかな

GENEのみんなにきっちり話すは

僕の過去のこと」

涼「分かりました」