約束～Love Story～数原龍友 (ページ14)

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今「ねぇ、宮下さん」

「はい？」

今「宮下さんじゃなくてさAって

呼んでもいいかな？ほら、これから

かなりの時間、仕事で一緒だし仲良くしたいなー

と思って、、ダメかな？」

「全然構いませんよ～！今市さんがよければ是非！」

今「それも」

「え？」

今「今市さんってのやめよ？ほら、隆二って」

「り、りゅ、じ」

今「ハハッ、可愛い」

「/////////」

それから隆二くんとたくさん話して

仲良くなった。

三代目のみなさんのこと、

相方の登坂さんのこと、

隆二くんの好きな音楽だったり

たくさんことを今日で知れたと思う。

今「ところでさ、Aって彼氏とかいないの？」

「えっ？」

今「あ、いや、ほらA美人だしいるかなーって」

「いやいや、いないですよ～」

今「本当に～？じゃあ好きな人とかは？」

「……い、、ます///」

今「へぇ！！いるんだ！どんな人どんな人??」

「いや、、その人とは連絡も取ってないし

きっと私のことなんて忘れてますよ、笑」

今「なんでそう思うの？」

「その、好きな人元彼なんです。

喧嘩とかで別れたんじゃなくて

お互いのためっていうか相手のためっていうか

私、別れてほしいって言われた時

大好きだったんです、今も、

きっと彼は夢のために毎日一生懸命なはず

私のことなんて忘れてますよ」

あれ？なんでだろ。

今までこんな話誰にもしてこなかったはずなのな

口からポロポロ溢れてきちゃう。

なんで？

美咲にしか言ってなかったことまで

全部全部────。

・

今「泣いてるよ、A」

「え？」

話していることに夢中になっていて

自分が泣いていることに

気が付かなかった。

今「俺はAの力になりたい

なんでも言っていいよ、なんでも聞くから」

この日から隆二くんと私は

お互いなんでも話し合えるなかとなっていった。

いわゆる『親友』というやつだ。