ここの生徒はどうかしてる。6【ツイステ】 (ページ36)

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第256話ページ36

〜アトランティカ記念博物館〜

デュース｢いでよ、氷よ！せやっ！｣

バシンッ

フロイド｢そんな魔法じゃ、全然当たんないよ〜｣

エース｢このノーコン！1発くらい当てろっての！でやっ！！｣

シュンッ⋯⋯！

ジェイド｢ふふふ。どこを狙っているんです？｣

デュース｢お前も人の事言えないじゃないか！｣

エース｢嘘っ⋯⋯オレがあんな外し方するなんて⋯⋯｣

『エース〜⋯⋯落ち込まないで〜⋯⋯』ﾅﾃﾞ

ジャック｢チッ、どいてろ。俺がやる！オラァ！｣

バシンッ！

ジャック｢なにっ？！アイツらに魔法が当たる直前で、勝手に軌道が変わってる？！これは⋯⋯｣

フロイド｢へぇ、ウニちゃんはよく見てんじゃん｣

ジェイド｢やはり、陸の獣は目がいいんですねぇ｣

『もしかして⋯⋯⋯先輩どちらかのユニーク魔法、とか⋯⋯？』

フロイド｢ペンギンちゃんせいか〜い️。凄いねぇ️♡なんで〜、オレらに魔法が当たらないか教えてあげる｣

フロイド｢オレのユニーク魔法巻き付く尾(バインド･ザ･ハート)は⋯⋯お前らの魔法が失敗するように！横から邪魔できちゃう魔法なんだー。面白いでしょ｣

『すご〜⋯⋯⋯』

グリム｢ちっとも面白くねぇ！そんなの、反則なんだゾ！！｣

ユウ｢でも⋯⋯先輩自身のユニーク魔法だから、反則ではない気が⋯⋯｣

『うん⋯⋯これはもう能力だからね⋯⋯』

ジェイド｢はぁ⋯⋯フロイド。ユニーク魔法をペラペラと他人に教えてしまうのはあまり感心しませんよ｣

フロイド｢いいじゃん。わかったってコイツらには止められねーし｣

ジェイド｢はいはい。今日は魔法の調子が良いみたいで何よりです。いつもこうだと、僕も嬉しいんですがね⋯⋯｣

ジェイド｢気分が乗らないと一度も成功しないんですから⋯⋯困ったものです。おそらく、アオイさんがいるから、気分も乗っているのでしょうか⋯⋯｣ﾎﾞｿｯ

フロイド｢ほらほら、早く逃げなよ。捕まえたらオレの尾ビレでギューっとしちゃうよ。どいつから絞めてやろうかな？｣

ジャック｢アイツら、狩りを楽しんでやがる⋯⋯！このままじゃ一方的にボコられちまうぞ！｣

ユウ｢い、1回退却しない⋯⋯？！｣

フロイド｢アハハ、何度来たって同じだよ！そんな貧相な尾ビレ(あし)で、海の中の人魚(オレら)に勝てるわけないじゃん｣

ジェイド｢またのお越しをお待ちしております｣

グリム｢く、くそ〜！覚えてるんだゾ〜！！｣