雪の降る病院31

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宮舘side



捜索中に連絡があった。



阿部が救急搬送されてくると。




それに、目黒も一緒に戻ってくると。




意味わかんないけど、



とにかく戻って、



救急に入ると、




呼吸器に、大量輸液全開、



服は切られてて、



ドレーンも入れられてる最中。



異常アラームが鳴り響いて、



さっき駆けだしていった姿が嘘みたい。




しばらくしたら処置のおかげか、



だんだんと落ち着いてきたみたい。




救「このまま、ＩＣＵで管理するから。」




とりあえず落ち着いたみたいだから、



あとはコッチに任せて病棟へ。




舘「ありがとうございました。」




さあ、、上でお話しだ、、





舘「お待たせ〜、、目黒は？」




ステーションにいる康二に聞くと、




康「部屋いますよ。、、落ち込んでる様子です。」



舘「了解、ありがと、」




、、まあ、そうだよな、、





舘「入るよ。」





こっちに背を向けて寝転んでる目黒。




舘「目黒？痛いとかない？」




目「、、ない、」





舘「、、じゃ、、出てったの、、どうして？」




目「、、、、」




舘「点滴、いやになった？」




目「、、先生は？」




舘「、、ん？」




目「あべ、せんせ、、」




舘「とりあえず落ち着いた。

今、寝てる。

、、で？目黒は？

外出したかったの？」




目「、、ちがう、」




舘「、、なんで？」




目「、、いいことはないのに、

、、くすりと、てんてきはぜったいある。、

もういやになった、

やめたかったから、、」



舘「、、そっか、それで？

飛び込んだけど、

阿部先生に止められた？」




目「、、ちがう。」




舘「違うの？

阿部先生、目黒の横で事故にあってるんだけど、偶然？」





目「、、バイク突っ込んできて、

終わりなら、

勝手に出てったの俺だし、

それでもいっかって、、思ったんだけど、」




舘「、、、、」




目「、、でもっ、、先生が、、


、俺はいいのに、、

、、、なんで？、、」




舘「、、純粋に、助けたかったからじゃない？」




目「、、、え？」




舘「先生が助けたの不思議でしょう？


でも、目黒は先生が傷つくのはイヤなんだよね？


、、それは先生も同じだからだと思うよ。


傷ついてほしくなくて、大事だから。」




目「、、、、」




そこから目黒は語ることはしなかったけど、



じっと考えてくれてた。

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