【忍たま】天女と呼ぶにはお口が悪い[2]

バケモノ、の段 ページ35

〜Aside〜





ｷﾝｯ!




ﾄﾞｶｯ





ｶｷﾝｯ






かれこれ1時間くらい4人と戦っている






文「おいおい天女サマ、素手でだなんて強がりはよしてさっさと術の一つや二つ使ってみたらどうだ？」







『ハッ！んなもんあってもなくても使わねぇし
さっきも言った通り、お前ら馬鹿共には素手で十分だよ！』






留「まぁどうせお前も奴らと同じようこ姑息なことするんだろ？」





『あ？今から負けた時用に言い訳でも並べてるつもりか？
まぁせいぜい負けたら泣きながら牛の乳でも吸ってろよ!』







「「「うるせぇ!!!」」」






ﾋﾞｭﾝ！





すると同時に私をいろんな方向から武器を投げてきた




『おっと』






長「捕らえた」



保健委員会「「「Aちゃん／さん!!!」」」





小「でかしたぞ長次!!!」









『ハッ！こんな縄でグルグルにして捕らえただけで捕まるとでも思ってんのかァ？』






ｼｭﾙﾙｯ






長「なっ」





文「アイツ自力で縄を!!!」









『あ"ぁ生ぬりぃ………喧嘩のやり方が全然なってねぇ………』






留「喧嘩だぁ？これは命をかけた…『こんなもんに命かけるほど私は暇じゃねぇ』っなんだと!?」








小「言っておくが我々はお前みたいな女に負けるつもりは無い」








『出たよ、"お前みたいな"とか"女に"とかさー
そうゆう区別的なの作ってたら、足すくわれちゃうよ？
例えば…………こんな風……に!!!』








ｼｭﾙﾙｯ



私は中在家の武器を奪い取り中在家の足に巻き付け




思いっきり引っ張った





ｸﾞｲｯ!




長「!?」






小「長次!!!」




『因みに、私の喧嘩の時の流儀ってもんを教えといてやる』





私は中在家を自分の所まで引き寄せた後、服を掴み









『喧嘩の時は、距離を開けずに相手の近くまで言ってその後に』







あと、襟首を掴み








『ぶっ飛ばす事なんだよォォォオ!!!!!!』





ﾄﾞｶﾞｧｯ!!!





背負い投げをして中在家を地面に叩きつけた





長「ぐっ!!!」






まずは一人目!!!






今までのイライラちょっとスッキリしたわ








留「長次!!!」





文「テメェ…よくも!!!」






『別に死んじゃいねぇって。思いっきり背中を地面に打ち付けたから痛みと衝撃で気を失ってるだけだよ』







小「まるでバケモノだな」






『バケモノかぁ…ま、あながち間違ってないけどさ』





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