【忍たま】天女と呼ぶにはお口が悪い[2]

伊賀崎孫兵、の段 ページ24

〜Aside〜



『ヘビ？』



荒田 A……起きたら体にヘビが巻きついてました



そんな私の隣には黄緑の忍び服を身にまとった男の子




『(あ、めっちゃ顔キレー)』←



孫「あ、あの………ご、ごめんなさいっ」



『え？……あ』



今気がついたけどこの子……震えてる



『どうしたの？』




孫「ごめんなさいっごめんなさいっ!!!
あっあのっ僕の事は打ってもいいけど
ジュンコの事は打たないでください！」




『…………』




ｼﾞｭ「シャー……」



ジュンコと呼ばれたヘビは私の前で俯き震える男の子をみ心配そう見つめてる





『君もジュンコもお互いのこと大好きなんだね』




孫「えっ」





『こんな優しい子といれてジュンコは幸せだね』



ｼﾞｭ「シャー♡」




孫「あのっ……打たないんですか？僕しジュンコの事」



『なんで私が君を傷つけなきゃいけないの？』



孫「だって他の天女はジュンコといる僕は気持ち悪いって
ジュンコき気持ち悪いって」



『…全然？寧ろヘビってこんな近くで見るの初めてだけど
可愛いもんだね！』





孫「え……可愛いって思ってくれるんですか？」



『もちろん！そうだ…君、名前は？』




孫「い、伊賀崎孫兵………です」




『そっか孫兵か！
孫兵はカッコいいな！』




孫「え？」





『だって自分の大切な友達を守ろうとするその勇気
とても立派でカッコいいと思うよ！
あぁ因みに、私と前の天女を一緒にされると困るな…』




孫「本当に……ジュンコ達を傷つけませんか？」




『てか、ジュンコだけじゃなく君達に何もしないって……
うーん本当にどうやったら信じてもらえるかね？
まぁ信じられなくなるのも無理はないけど』




孫「…………」





ゴーンゴーン!!!!!!



.






.





鐘の音？



.



『あ"ぁー！しまったぁ!!!』




孫「どどうしたんですか？」




『6年生に申し込まれた決闘！忘れてたぁ！』




もうこうなったら決闘は受けてやる!!!!!!



『じ、じゃあまたな！孫兵！ジュンコ!!!』



.




そう言って私は




.





「うぉぉぉおぉぉお!!!!!!」




とりあえず走った←


.





.





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