【忍たま】天女と呼ぶにはお口が悪い[2]

包帯グルグル男、の段 ページ12

〜Aside〜


善法寺が保健室から出ていった後


誰かがゆっくり襖を開けた


？「やぁ、今回の天女様は随分とお口が悪いようだね」


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『誰？』



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中に入ってきたのは
包帯グルグルまきの右目しか出てない不審者←



？「フッ誰って…君は我々を知っててここへ来たのだろう？」



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『えっ？"君は我々を知っててここへ来たのだろう"さんですか？長っ…改名した方が良くないですか？』



？「いや…そうじゃなくて…」





『てか、どこまでが苗字で、どこから名前？』





ｻﾞｼｭｯ



『ひぇっ!!!!!』



こ、この不審者も手裏剣投げやがった…


しかも足の間に!!!!!



？「まず、人の話を聞きたまえ」



『ス、スミマセンデシタ…』


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雑「ではもう一度……私はタソガレドキ忍軍
忍組頭の"雑渡 昆奈門"だ」




は？




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『"ザックっとどんなもん"さん？』




ｻﾞｼｭｯ




『ひぃ！な、何回この下りをやれば気が済むんだよ!!!!!!
こちとらケガ人だぞ馬鹿野郎!!!!!』



この人容赦ねぇな………


雑「君がやらせてるんだろう……もう一度投げれb『ゴメンナサイ…雑渡昆奈門さん…』…よろしい」


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『で？そのタコ焼き軍のリーダーさんがどんな御用で？』


雑「タ・ソ・ガ・レ・ド・キだ！」


あ、すんません……



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雑「はぁ……どんな天女かと警戒して来てみれば……
はぁ……何だかドッと疲れた気がする…」



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『いやいやいやww初対面で"俺のこと知ってるだろ？"発言したナルシスト男に言われたくないわ〜』←




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雑「フッ…ハハハッ！君は面白いな……」



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『うざ』←



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雑「フッ…(前と同じような子ならこの場ですぐ始末しようと思ったが…今回はかなり違うようだ)……気に入ったよ(ﾎﾞｿｯ)」



『え？なんて言ったの？』


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雑「いや、何でもない………じゃあな"荒田 A"くん」



そういうと雑渡昆奈門とかいう男は出て行った




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ん？あれ？




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『あの不審者、なんで私の名前知ってんだよ』←




………世の中って怖いね………






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