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跡部「おいA、ちょっといいか」



突然、跡部に声を掛けられた。



リョーマと桃は……放っておいても大丈夫か。
そう思い、私は2人を置いて跡部の元まで行った。




跡部「そろそろ最後の1校が来る頃なんだが、ちょっといるかどうかそこら辺を見てきてくれねーか?」


前髪を弄りながら首を傾げる跡部。
絵になるなぁ……。と、本の数秒、跡部を凝視したあとハッと目を覚ました。


貴「合宿でマネとしての初仕事だね」



跡部「フッ。ああ、まあそんなとこだな」



貴「了解!じゃあちょっといってきまーす。」




軽く跡部に手を振り、皆が誰かしらと話したりして騒いでるホールを横目に、出入口へ向かった。



そしてドアの前まで着くと、また派手な修飾のドアだなぁ……と、呆気にとられながらもそのドアを開けて外に出た。
それと同時に、風が吹いて私の目にゴミが入った。



貴「痛っ……」


痛みに思わず目を瞑ってしまった私は、ドアを出た所のすぐにある階段を踏み外してしまった。



貴「あっ!………」



自分じゃ体制を元に戻せそうもないし、この階段、来る時に登ったけど意外と段数もあった気がする。


__落ちる。
そう思った私は目を更に思いっきり瞑った。



そして次の瞬間____



ーパシッー




私が予想していた衝撃や痛みは全く無く、温もりと体温を感じた。


痛くない……?
安心し、尚且つ不思議に思った私は恐る恐る目を開けた。


そこで初めて私は今の状況を理解した。
どうやら階段から落ちそうになった私を誰かが受け止めてくれたらしい。


今私の目の前にあるこの誰かの胸板がその証拠だ。



貴「あのっ!ありがとうございっ……………」



受け止めてくれた人にお礼を言おう、そう思って顔を上げた瞬間、私はその人から距離を置こうと後ろに下がろうとした。


___しかし


支えられた拍子にその人に掴まれた私の右手がそれを叶えさせてはくれなかった。


私の目の前にいる人にたった今助けられて芽生えた感謝の気持が、その人の顔……否、“その人達の顔”を見てから一瞬で不快な気分に変わってしまった。



と、言うのも




女男「君……」


老け顔「む。何故貴様が此処に。」


糸目「ほう……」


ワカメ「なっ、なんでアンタがココにいんだよ!!!」









……なんで此処に居るか?


嗚呼、それは私の台詞だよ。
なんであんたらが。









____“立海テニス部”がここにいるの。

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なえぬ(プロフ) - 春川 音さん» 一ヶ月くらいブリですね!お久しぶりです!またコメントをしに来て下さりありがとうございます(;_;)はい、これからばもっとどんどん色んなキャラを出していきたいと思ってます!おお……!柳お好きなんですか……!!!本当にありがとうございます(;_;) (2017年4月18日 21時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
春川 音 - お久しぶりです!合宿に入って他校が出てきたり立海も登場してこれからますます面白くなりそうですね!あと、個人的ではあるんですが、柳さんが出てきてすっごく嬉しかったです!これからも頑張ってください! (2017年4月18日 20時) (レス) id: 4ed93befb8 (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - だんぼーるかったーさん» 柳は奥が深いですね( ˘ω˘ ).) (2017年4月18日 7時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
だんぼーるかったー(プロフ) - なえぬさん» まっさか〜効率とか合理性とかを重視する人ですよ。きっと。でも、彼は恋愛したら人が変わるそうです。 (2017年4月17日 21時) (レス) id: 4d7c7d5912 (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - だんぼーるかったーさん» すごい!( 笑 )きっと縦書きノートを横にしているのでは.......?( 笑 ) (2017年4月17日 20時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なえぬ | 作成日時:2015年11月20日 21時

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