【立海】私の理想は現状維持 ２

現状維持が壊されるまで(あらすじ) ページ1

立海大付属中学校3年女子槙野A。



私は同じ学校に女友達がいないことと、やたら男＿と言ってもテニス部以外に絡まれる事を除けば、ごく一般的な女子中学生だ。







＿＿＿＿そう。ついこの間までは。






「俺らのマネージャーになってくれないかな。」




中性的な声、顔立ちをした男子生徒のこの一言から、
1人の“とある女子生徒”に話しかけてしまったあの日から、私の“日常”にヒビが入った。







立海のテニス部R陣が女子生徒にとって神的存在だということは学校内の生徒なら皆常識的に知っている。



テニス部R陣以外の男子生徒がそれに嫉妬心を抱いているのも、当の本人であるテニス部R陣が女子全員をミーハーだと称して軽蔑していることも、見てればわかる。





＿＿そして、立海大付属中学校2年生テニス部マネージャー紫藤鈴香。




その1人の“とある女子生徒”が女子から物凄い反感をかって浮いているということは、一目瞭然だ。





どうやら私はその“とある女子生徒”もとい、紫藤に気に入られてしまったらしく、彼女を他の女子生徒から守る護衛役として、弱みを握られマネージャーを半強制的にやらされているのだ。




因みに今の私の立海テニス部R陣嫌いランキングは

1位：仁王
2位：ワカメ
3位：女男
4位：老け顔
5位：丸井
6位：眼鏡
7位：黒豆
8位：糸目


こんな感じだ。



本当今更ながら、名前を知らない。
嫌味な集団。





そんな中やってきた4連休。


部活で潰れるかと思いきや、まさかの行かなくて良い事に。



そして私はこれから四天宝寺の皆との合宿に心を弾ませていた＿＿。

現状維持55.0%→

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