【歌い手】人類に見放された能力を持つ不幸で幸福な少女のお話

再会しましたっ ページ22

Aside

さっきそらるさんと話してきたけど、ん、ちゃんと話します。

どこかな？







あっ、いたいた。
全員いるなー。相手を知る時は自分から名乗るんですっ

『……あ、あの…………ちょっといいですか？』

そう言えばさっき名前だけの自己紹介したけど、覚えてないなー。
とりあえず……

赤「ん？なに？」

『わ、私っか、神楽Aって言うんですけど、そらるさんによろしくしておいでって言われて』

赤「……神楽A？」

ん？会ったことある？なんか知ってるようなって顔されてるけど

緑「あぁ、そういう、さっき自己紹介したけど、そらるさんって呼んでるなら……
俺うらたぬき！浦田渉ね、そこの赤が坂田！坂田優、紫が志麻！月島志麻で、黄色がセンラ！折原千羅ね！」

ん？坂田優？

『さ、坂田……優？って優くん？』

さ「………り。やっぱりAだ…。覚えてたん？俺の事。よがっだァー。」
『……っ私Aう二度と会えないかとっ。ごめんね。気づけなくて。』

他3人「……？(俺ら空気？)」

う「えと、状況を……」

あっそうだよね。何がどうなってるかわかんないよねっ(焦)
っていうか見られてたじゃん。恥っず。

さ「うらさん！Aと俺幼馴染みってやつ！中学校で離れて高校で再会っ！」

し「なんかようわからんけど、青春やなー。」

さ「でしょ！でしょ！」

でしょ！でしょ！って可愛いなぁー。
さっきからセンラ？さん喋ってない…。

どうかしたのかな？
(さっきのもめ事覚えてない。)





というかこの人たち、優くんもあの有名な歌い手かよ。
うわぁー。有名どころ集まりすぎて私のような底辺目立たんわー。
(目立ちたいと思ってないから気分がよき)

このままバレない感じで……寝る。

こっそりと気配を消していこうか

さ「あっ。そう言えばさっきそらるさんって呼んでたけどAも歌い手やってるんか？」

う、嘘はつけないっ

『……はい。底辺ですけど、ね。』

う「へー、教えてー。」

ここはちょっと黙っておけば無理には……

さ「……おしえてー。おしえてー。だめなん？」

くっ。しかたない。

『……えと、白桃〜しろもも〜……です。』


USSS「……え？」

『……？』



全「「「「『…………？』」」」」









USSS「ええええぇぇぇぇぇぇええええ」
『!?…………??????』

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