ほとけ編 ページ2
ふわぁぁ…眠い。
『ほとけっち?』
「ん?どしたの?」
『え、ずーっと呼んでんだけど』
「え?!ごめん!」
今、二人でデートをしている。
駅前のカフェにいるのだ。
[おまたせしました。パンケーキです]
「ありがとうございます!」
「よし!A!食べよ!」
[こちらサービスのコーヒーです〜]
「え?いいんですか?」
[どうぞどうぞ。]
『嬉しい!』
「僕のも飲んでいいよ」
『えっ?』
僕コーヒー苦手なんだよね。
「苦手なの。」
『じゃあありがたく…』
パンケーキも美味しかったし、ちゃんとコーヒーも美味しそうに飲んでた。
それなのに…
『うっ…』
「どうしたの?」
『息…が…でき…な…い…』
「なっ!なんでなんで!?」
バタッ
Aは倒れた。
「A、A!!!!」
そのまま息を引き取った。
後からわかったが、店員による毒殺だったらしい。
「僕…Aのぶんも頑張って生きるね。」
ほとけはそう誓った。
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めい - え、最高!でした。悲しいけど、面白かったです! (2023年3月31日 11時) (レス) @page7 id: 16df366cc3 (このIDを非表示/違反報告)
黒黄 悠里 - 気軽に感想書いていいですよ! (2022年6月3日 20時) (レス) @page6 id: 2bb3a50c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒黄 悠里 | 作成日時:2022年4月29日 18時