りうら編 ページ1
今日はAとデートなんだよね〜♪
「あ!A!ごめん遅くなって!」
『全然いいよ!それよりどこいく〜?』
「うーん…遊園地とか?」
『めっちゃいいじゃん!』
「よし、let's go!」
二人はタクシーをとめて、遊園地まで行った。
「まずなにから乗る〜?」
『じゃぁ〜あっちのジェットコースター!』
「よし!行こう!」
その後も楽しく遊んでさよなら…のはずだった。
「よし!最後にしよっか!」
『じゃぁあの一回転するジェットコースター乗ろ?』
「いいよ〜♪」
安全ベルトをきちんとしめ、出発した。
「うわぁ…怖い…」
「もうすぐ一回転するよ」
『どう…しよ…』
「どうしたの?」
『安…全ベ…ルトが…』
「えっ?!」
Aの安全ベルトは外れていた。きちんとはまっていなかったのだ。
「どうして?店員さんも確認してたのに!」
『もう…死んじゃうのかな…』
「そんなことないよ!どうにかすれば…』
『あっ…もう…一回転…しちゃ…う』
「うわぁぁっ!店員さん!とめてぇぇぇ!!」
当然、操縦席からは離れているので声は届かない。
『りうらくん…』
「なに…A…」
『私…りうら…くんのこと…大…好きだ…よ…』
「A!!!!!!」
ガサッ
遊園地中に悲鳴が響いた。
そりゃぁジェットコースターから女の人が落ちてきたんですから。
「A…どうしてAがこんな目に…?」
りうらは泣き崩れていた。
「A…いま…会いにいくからね…」
りうらは安全ベルトを自ら外した。
「みんな…俺は…Aに会いにいくからね!」
そして、りうらは少し離れたところで落下した。
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めい - え、最高!でした。悲しいけど、面白かったです! (2023年3月31日 11時) (レス) @page7 id: 16df366cc3 (このIDを非表示/違反報告)
黒黄 悠里 - 気軽に感想書いていいですよ! (2022年6月3日 20時) (レス) @page6 id: 2bb3a50c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒黄 悠里 | 作成日時:2022年4月29日 18時