.*･ﾟ 私は花吐き病 II .ﾟ･*.

私は花吐き病 82 ページ41

(栞)side





｢＿＿＿で、もう一度いってごらんなさい｣


『…乱数と夜中に外に出て、話し込んでたら
…風邪をひ ｢馬鹿なんですか？｣……すみません…』



｢昨日の夜、長い時間ずっと話をしていて
それからさらに眠れないからという理由で乱数と外に出て話してたら風邪をひきましたって？｣


『……はい』


｢はぁ……貴方はただでさえ体力が落ちているんですから、あんまり心配かけないでくださいよ｣


『ごめんね、幻太郎、』


｢しっかし(栞)も風邪ひくんだなー
今までずっと花吐き病にかかってたから
ほかの病気ってなんか違和感あるな！｣


しゅん、とする私を見て帝統は慌てて話を変えて(？)くれた


『ええ……』


｢花吐き病にかかっている間、(栞)はあまり外に出ていなかったので、筋力や体力はだいぶ衰えています。
無茶をして事務所を飛び出した時は冷や汗かきましたよ。｣



確かに花吐き病にかかってからは
乱数達に何もかも任せていたから
買い物やお出かけなんて滅多にしなかった。


さすがに1人で横浜まで行った時は死ぬかと思ったけど

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