私は花吐き病 68 ページ26
寂雷side
「乱数の野郎何してやがんだ……
さっさと連絡よこせやあのダボ」
「……左馬刻」
「(栞)を泣かせたりしてねえだろうな……
あいつならやりかねねぇよな……チッ、」
「左馬刻くん」
「万が一告白を断ったりなんかしてみろ、
俺がこの手でぶっころして」
「左馬刻、とりあえず落ち着け」
「…心配なのはみんな同じだよ」
あの時(栞)が電話に出てくれたのは良かったが
生憎ネガティブな彼女はなかなか話を聞いてくれなかった
飴村くんは電話にすら出てくれないし
不安しかないけど 私達は大人しく待つしかない。
______バァン!!!!
「せんせー!(栞)どーなりました!!?」
「っせえな静かに開けろ!しょっぴかれたいのか!?」
「ひぇぇぇぇぇぇすみません!すみません!すみません!お願いですから命だけは!!!!」
「はは☆どっぽちんウケる!」
「は?誰のせいだと思ってんだ」
一二三くんと独歩くんにも連絡を取り
ヨコハマに来てもらった。
出来れば皆で話し合ったからこそ、全員で待っていたかったからね。
一郎くん達は未成年だし 左馬刻くん達が嫌がるだろうから今は呼んでいないが
明日の昼になったら否が応でも来るかもしれない。
「…(栞)、大丈夫ですかね、先生」
「そうだね……電話では結構元気がなかったけど
彼女はきっと 花吐き病を治すだろうね」
「確証はあるのか?」
「絶対、とはいえませんが
本当の彼女はとても強いこと、左馬刻くんも知っているでしょう。」
「……それもそうだな」
きっと彼女は飴村くんに気持ちを伝えるはずだ。
いざと言う時の行動力は 我々の中で1番だからね
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たんたん - とてもいい作品でした ……… たくさん泣いてしまいました 作ってくれてくれありがとうございます (8月17日 9時) (レス) @page44 id: c71d350c23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆンぼぉ - 感動してっ………泣きました、うん。これ見て泣かない人はいなi((個人による またこーゆーガチ素敵な小説作ってください!(スライディング土☆下☆座☆) (2023年4月9日 22時) (レス) @page44 id: e38417b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ - 感動しました泣きましたっ…この作品を作っていただいてありがとうっ…ございます。 (2020年12月9日 19時) (レス) id: ec419398fd (このIDを非表示/違反報告)
十鞠 - 心が、きゅっとなりましたぁぁ!!貴方は天才ですか?いや、天才だわ(確信) (2019年8月15日 16時) (レス) id: fb05fdae18 (このIDを非表示/違反報告)
Shiori(プロフ) - 赤砂晋助さん» 返事が遅くなり申し訳ありません……!語彙力低下するほど良かったと思ってくださって嬉しいです(´;ω;)また近々更新致します!(`・ω・´) (2019年7月30日 20時) (レス) id: 82c195a08a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Shiori | 作成日時:2019年6月10日 22時